次世代ゲーム機で最もコンパクトで安価なゲーム機はXbox Series Sです。32800円の手頃な価格で4TFlopsのパワーを備えた本体ですが、グラフィックスカードとRAMがXbox Series Xと比べて少ないため、一部のゲーマーや開発者から「次世代ゲームの体験を損なうものになる」という不安の声が上がっていました。
コア部分は一緒
Xboxプロジェクトマネージメント責任者のJason Ronald氏は、IGNとのインタビューで「Xbox Series Sが次世代ゲームの足を引っ張る」という噂を否定しました。
"開発者にとって最大の課題となるCPU性能やI/Oパフォーマンスなどの部分は、Xbox Series SとXbox Series Xの対称性を確保する上で非常に重要な要素でした。
ロナルド氏は開発者がどのようにXbox Series SとXbox Series Xの両方に対応することが出来るのか説明しました。例えば、1080pへの引き下げ、120fps対応、アンチエイリアシングやグラフィックス効果、レイトレーシングといったテクノロジーを切り替えることで、両方のコンソールに最適化出来ます。
十分なリサーチの上での決定
Xbox Series Sのパフォーマンスターゲットは1440pですが、興味深い事にロナルド氏は開発者がやろうと思えば4Kも出力出来、開発者に完全に委ねられていると語りました。
The Vergeのインタビューではロナルド氏はチームが十分な検証を行った結果このスペックを選んだと語っています。
"60fpsで4Kでゲームを実行し、それを60fpsで1440pにスケールダウンすることが実際にどのような意味があるのか、多くの分析を行いました。
すると実際には、最高レベルのMIPレベルをRAMにロードしていないので、それほど多くのメモリ帯域幅を必要としません。同じように同じ量のRAMを必要としません。"
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