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VRAM使用量を最大7倍効率化、MSとNVIDIAがAIで協力する技術Neural ShadingがDirectXにまもなく登場。

2025年3月22日

マイクロソフトとNVIDIAはパートナーシップを発表し、NVIDIAのAIニューラルレンダリングテクノロジーをDirectXパイプラインに統合しました。今まであまり多くの情報が公開されていませんでしたが、GDC2025に先立ち、詳細が一部公開されました。

マイクロソフトとNVIDIAの技術提携

  • DirectXにNeural Shadingを導入: NVIDIAのRTX Tensorコアを活用し、AIタスクをゲームのグラフィックスパイプライン内で加速します。これにより、ゲームのビジュアル体験が向上する見込みです。
  • VRAM効率の向上: NVIDIAの「RTX Neural Texture Compression」技術は、標準的なテクスチャ圧縮に比べて最大7倍の効率化を実現します。これにより、より少ないVRAMでも高品質のグラフィックスが可能となります。
  • フレーム生成の革新: DLSS 4の「マルチフレーム生成」により、RTX 5000シリーズGPUが最大で3つの追加フレームをAIで生成可能に。これにより、フレームレートやパフォーマンスが向上します。
  • 新しいDirectX 12のサポート: Microsoftは協調的なベクターサポートをDirectX 12に追加し、AIによるリアルタイムグラフィック処理を強化します。

テクノロジーの進化に期待

Neural ShadingやNeural Textureにより、ゲームをより効率化していくことで、ゲームのパフォーマンスを引き出すことが出来ます。DirectXに統合されることで、ゲーム開発にも今後使われていくことが期待されます。

基本的にこれらの技術はRTXのテクノロジーと紐付いているため、Xbox Series X|Sの影響は殆どないかもしれませんが、DirectX12と統合されていることで、Xboxコンソールにも何かしらの恩恵があるかもしれませんね。

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のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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