343 IndustriesになってからのHaloシリーズについては様々な意見があります。Xboxの看板を背負うべく開発されたシリーズであり、非常に膨大な規模の予算をかけて開発されたゲーム内容はXboxで最もコンテンツが豊富なシューティングゲームの1つですが、物議を醸すこともあるタイトルでした。
Halo 5: Guardiansの”Hunt the Truth"キャンペーン
Halo 5: Guardiansには最終的にフォージモードやウォーゾーンを始め多くのマルチプレイコンテンツが存在しましたが発売当初は多くの点で期待外れだった部分もあり、多くのシリーズファンから批判の声を浴びました。日本に限っては『Halo: The Masterchief Collection』に引き続き主にマルチプレイモードのアリーナがマッチメイキングが壊れており機能しないという問題もありました。
しかし本質的に最も批判された点の1つが『キャンペーンモード』の内容です。発売前には『Hunt the Truth』という広告が展開され、オーディオドラマやトレーラーが制作されました。マスターチーフの過去と動機の掘り下げ、そしてHalo5: Guardiansで実質的な主人公であるスパルタンロックが彼を追い詰めるというドラマチックな内容でファンが興味を持つ内容でしたが、実際にリリースされるとマスターチーフの行動とそれを追うロックの内容が広告よりも穏やかなものであることがわかりました。
こういった広告とゲーム内容の落差から『Hunt The Truth』の広告とあまりにも違うゲーム内容に驚いた方もいたかもしれません。しかし実際に343 Industriesの開発者もこの広告にはファンと同じように苦しんでいたようです。
マーケティングは好き勝手やってた
Halo 5: Guardiansでリードコンセプトアーティストを務めたDarren Bacon氏はVideo Gamerのインタビューの中で、ファンと同じように不意打ちを食らったと語っています。
「『開発者側にとって、本当にフラストレーションのたまる経験でした。というのも、マーケティングチームが基本的に自分たちのやりたいことをやっていたようなものだったからです』と、Bacon氏はマーケティングについて語りました。『"Hunt the Truth"が公開されているときに聞いていて、"おお、わぁ、そうか。ああ、これが我々がやっていることなのか?"と驚きました。"この人たち、本当にゲームをプレイしたことがあるんだろうか?"みたいな感じでしたね。』
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Halo 5 developer recalls the “frustrating” marketing that completely misrepresented the series’ most-hated entry - VideoGamer
Halo 5: Guardians lead concept artist Darren Bacon explains ...
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