
ゲーム機単体で見れば、Xboxはマイナーなハードと捉えられることもあるかもしれません。しかし、業界全体の視点で見ると、そうとは言い切れません。 確かにXboxハードウェアの販売台数は減少傾向にありますが、マイクロソフトは新たな戦略のもと、クラウド、Windows PC、Game Pass、そして他機種へのゲーム供給といった複数のアプローチにより、従来とは異なるポジションをゲーム業界内で築きつつあります。
プレイステーションのランキングがXboxタイトルだらけに

Circanaの調査によれば、第2四半期のプレイステーションのゲームソフト販売データではトップ10のランキングのうち、6タイトルがマイクロソフトから販売されているゲームタイトルであることが分かりました。
- Forza Horizon 5 (Microsoft)
- The Elder Scrolls lV: Oblivion Remastered (Microsoft)
- MLB The Show 25(Sony)
- Call of Duty: Black Ops 6 (Microsoft)
- DOOM: The Dark Ages (Microsoft)
- インディ・ジョーンズ大いなる円環(Microsoft)
- マインクラフト(Microsoft)
- アサシンクリードシャドウズ(UBISOFT)
- グランドセフトオートV(Take-Two)
- WWE 2K25(Take-Two)
買収によってマイクロソフトのファーストパーティゲームスタジオになったスタジオのタイトルも少なくありませんが、それでもXboxがこれほどプレイステーションにとって大きなゲームパブリッシャーになるというのは数年前まで考えられないことでした。
Xboxにとっても良いことでもある
プレイステーションでXboxのファーストパーティゲームスタジオの良質なゲームが遊べるようになったことはXboxにとっても良いシナリオになる可能性があります。マイクロソフトは法的拘束力のある投資家へのコメントの中で、Xboxコンソールの全体的な総プレイ時間は減少しているのではなく、増加傾向にあると繰り返し述べています。つまり、Xboxユーザーがプレイステーションに移行しているのであれば、当然総プレイ時間は減少しているはずです。しかし増えているということは、ハードの販売台数は一見伸びていなくとも、自社コンソールのエンゲージメントを維持・向上出来ているということになります。
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New data shows Xbox is utterly dominating PlayStation's storefront — accounting for 60% of the Q2 top 10 game sales spots | Windows Central
Imagine this scenario a few years ago. It's no longer PlaySt ...
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