マイクロソフトはXbox Oneの世代で『Xbox Play Anywhere』というサービスを開始し、WindowsとXboxコンソールの距離をぐっと縮めました。しかし実はそれ以前からそれに似た構想をマイクロソフトが提唱していたことをご存じですか?
Live Anywhereとは
Live Anywhere(ライブアニウェア)はWindows Vistaの機能の1つとして2006年に発表されました。Live AnywhereはWindows Vista、Windowsの携帯電話、そしてXbox 360、音楽プレイヤーのZuneを繋ぐとされていました。
このサービスを使うとクロスプレイでプラットフォームの垣根を越えてゲームプレイが出来るほか、フレンドリストやチャット、実績、支払いシステムもXbox Liveで共有される仕組みでした。
対応タイトルはShadow Run、Universe at War、ロストプラネットエクストリームコンディション、ブレイブルー:カラミティトリガーの4タイトル。当初はHalo 2もサポート予定でしたが結果的に対応しませんでした。
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Xbox Play Anywhereとして復活
Live Anywhereから数年後にマイクロソフトは『Xbox Play Anywhere』を発表しました。これはWindowsとXboxで1度の購入でどちらでもプレイ出来るというクロスバイの仕組みで、Xbox Liveのフレンドやメッセージ、ボイスチャットなどが利用できるという仕組みでした。
Live Anywhereとの関連性はそれほどないようにも思えますが、英語圏のWikipediaでは同一の記事で紹介されていることから、関連性があると考えている人も少なくないようです。
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ビル・ゲイツがE3初登場で訴えたLive Anywhereとはなにか~ハードウェアの垣根にとらわれないネットワーク&ユーザー本意のゲームプラットフォーム戦略
game.watch.impress.co.jp
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