噂によるとマイクロソフトはXbox Game PassをNintendo Switchで提供する方法を模索しているとのこと。 マイクロソフトと任天堂はこのプロジェクトで協力しているようです。
Xbox Game Pass for Nintendo Switch
マイクロソフトは現在Xbox Liveのクロスプラットフォーム化に取り組んでいますがこれ自体は大きなニュースではありません。 マイクロソフトと任天堂は長年にわたり強固な関係を気づいてきました。
2002年にマイクロソフトがレア社を買収した際、多くの任天堂コンソール専用だったレア社のゲームタイトルがマイクロソフト専売になりましたが、その後も任天堂プラットフォーム向けにいくつかゲームを発売しており、またWiiU版マインクラフト発売時にはレア社が任天堂とマイクロソフトの間を取り持ったという話もあります。
Direct-Feedの報道によると、マイクロソフトはNintendo Switchに自社の作品である『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』の発売を検討しているとのこと。
また他のタイトルについてもProject xCloudを使ってゲームを提供することで、Nintendo Switchのマシンパワー不足を補ってソフトを提供するといわれています。
マイクロソフトは既に「マインクラフト」をNintendo Switch向けに発売しているほか、Xbox Game Studios傘下のNINJA THEORYから「Hellblade:Senua's Sacrifice」がNintendo Switch向けにこの春海外で発売される予定です。
任天堂にとっても有益なサービス
マイクロソフトがNintendo Switchでもゲームを販売出来るようになれば、マイクロソフトの収益が増えるのはもちろんですが任天堂側にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
それはNintendo Switchではあまり発売されていない『海外の大作ゲーム』がSwitchでも遊べるようになるというメリットです。 Xbox Game Passのラインナップを見れば、マイクロソフトのゲームだけではなく『バイオショックシリーズ』『デッドアイランドシリーズ』『エルダースクロールズシリーズ』『フォールアウトシリーズ』『ヒットマン』など人気ゲームが遊べるほか、国内タイトルでもNintendo Switchではリリースされていない「バイオハザード」や「スーパーストリートファイターIV:AE」などがXbox Game Passにラインナップされています。
Game Pass参入メーカーにとっても、Nintendo Switch向けの移植作業なしにXbox Game PassとxCloudで提供することが出来ればそれだけ販路が広がることになります。
生き残るには”プレイヤー人口”が最重要
現在ビデオゲームではオンラインマルチプレイゲームが中心となりました。 最近流行のバトルロイヤル系ゲームが特にそうなのですが、マルチプレイゲームではどんなゲームでも人口の多さが面白さに直接的に繋がります。
『すぐにマッチングすること』『知り合いと遊びやすいこと』『プレイヤースキルが近いプレイヤーとマッチングすること』『ラグが少なくストレスが少ないこと』
これらはすべてプレイヤー人口が影響しますし、これらの条件を満たしていれば良いオンライン体験が出来ていると言えます。
ビデオゲームが今後発展していく上で、プレイヤー人口を如何に集めるかが焦点となります。 マイクロソフトは既にコンソール独占に拘るのをやめ、Windows10 ストアやSteamにもゲームを広げてきました。 今後より多くのプラットフォームへ展開するのは自然な流れだと思います。
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