CES 2013で発表されたIllumiRoomをご存じでしょうか。
これはKinectとプロジェクターを組み合わせることで、環境を認識し、仮想世界と物理世界の境界線を曖昧にする技術です。
例えばシステムが部屋を認識し、ゲームの動きに合わせて部屋のものに対してエフェクトや環境を表現することができました。
この製品は素晴らしいアイディアでしたが実用化が難しかったことからマイクロソフトは製品化しませんでしたが、エンジニアはこのアイディアを諦めることはありませんでした。
Lightformの共同設立者、Brett Jones氏とRaj Sodhi氏はマイクロソフトでIllumiRoomを手がけた人物でLightformはIllumiRoomの派生となるプロジェクトです。
Lightformは既存のプロジェクターに専用のセンサー(高解像度カメラとプロセッサ)を組み合わせ、特別なパターンを表示することでオブジェクトを短時間で認識し、ここのオブジェクトごとにマッピングできます。
例えば部屋のクリスマスツリーにプロジェクションマッピングで簡単に光を乗せることができます。
現在はオブジェクトに光を乗せる機能のみですが、将来的にゲームもサポート予定とのこと。
LF1センサーのみの場合699ドル、LF1 Kit(プロジェクター付き)は1499ドルで発売されており、アメリカ、カナダ、一部ヨーロッパ地域向けに11月発売予定です。
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