マイクロソフトは新しいマインクラフトをXbox E3 カンファレンスにて発表しました。
名称の変更
従来XboxOne Edition、Pocket Editionのように呼ばれていた物がマインクラフトに、そして今までマインクラフトと呼ばれていた初代のものがマインクラフトJAVA版に名称変更されます。 これによりJava版がいつかなくなってしまうのではないかという懸念の声が上がっていました。
マインクラフトの中心はユーザーコンテンツ
マインクラフトが新しくなってもユーザーコンテンツがマインクラフトの中心です。 素晴らしい建築物、全く新しい発想のMODなどマインクラフトはユーザーと共に成長してきました。
新しいマインクラフトではユーザーコンテンツの購入が可能になります。 このユーザーコンテンツの多くはユーザーがJAVA版で開発した物がSwitchやPocket Editionといったメインのマインクラフト向けにMODを販売できるということになります。 現在既に有名クリエーターのMODがユーザーコンテンツとしてMinecraft Pocket Editionに並んでいますが、将来的に他のプラットフォームでも使えるようになります。
JAVA版なしではMODは作れない
マインクラフトのユーザーの多くは今後共通の新しいマインクラフトに移行するかも知れません。 しかし開発にはJAVA版を使う必要があります。 JAVA版とマインクラフトはエンジンこそ違いますが完全な互換性を有しており作ったMODはストアを通して配信することが出来るようになります。
つまり多くの他のMS製品と同じように、一般のエンドユーザー向けの”通常版マインクラフト”と開発者・自由度を求めるコアユーザー向けの”JAVA版”というポジションになると思われます。
マイクロソフトは開発者育成に意欲的
マイクロソフトはMinecraftのMOD作成を行う開発者が増えることを望んでいます。
そのために現在Visual StudioではマインクラフトのMODのためのテンプレートも導入されていますし、新しいMinecraftはユーザーコンテンツを公開・販売出来る場としてJAVA版の開発者にとってもメリットがある物です。
今後マインクラフトのJAVA版、そして新しいマインクラフトのポジションは少し変化するかも知れませんがお互いにメリットがある関係になったのではないでしょうか。
ちなみにJAVA版の購入者の方は無料でWindows10版もマインクラフトのページで申請すれば貰えますので他のプラットフォームの人と気楽に遊びたい時は活用されてみてはいかがでしょうか。
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