最近は一昔前に出たWindows10 Mobile機種も安くなってことや、SIMフリー端末が安価なため購入を検討されている人もいらっしゃるかと思います。
しかしWindows10 Mobile端末は今現在メイン端末として使うのはおすすめしづらい状況になっています。
なので今回はWindows10 Mobileの最近駄目になったことを中心に書きたいと思います。
1. アプリが増えるどころか減っている
便利なAmazonバーコードリーダー、ロック画面でオシャレな天気壁紙を表示するAmazing Weather HDを初め多くのWindowsPhone時代の人気アプリが既に更新停止、サービス終了となっています。 なのでWindowsPhone8.1の全盛期の時代に比べると使えるアプリの選択肢は凄く減ってしまいました。
2.マイクロソフト製アプリすらほとんど更新されない
WindowsPhone8.1時代はNOKIAの頻繁な機能追加、アプリ追加もあってワクワクしながら使うことが出来ましたが、現在はPC用UWPアプリの更新次いでにアップデートされるくらいでモバイル用のアプリや機能の追加は殆どありません。
またアプリが少ないといわれているWindowsPhoneですが、一昔前はレシピやカクテルの作り方まで分かる「MSNフード&レシピ」や健康情報やカロリーを調べたり、ワークアウト動画が見られる「MSNヘルスケア&フィットネス」といったMS系アプリも充実していたため特に困ることがありませんでした。 これらもサービス終了となっています。
もちろんNOKIAのアプリも殆どが現在非対応となっています。 集合写真でそれぞれの顔をベストショットで取れたりするユニークなカメラアプリ「NOKIA スマートカメラ」がなくなったのは本当に残念としかいいようがありません。
3.便利だったカメラアップロード機能が簡略化された
WindowsPhone8.1ではアプリと連携させることで指定したアプリを充電中かつWi-Fi接続している間に写真や動画をアップロードさせる機能がありました。 この機能を使うと例えばYoutube非公開設定で動画のバックアップをクラウドに無制限にとることが出来たり、FlickrやGoogleフォトに写真をバックアップがとれるというメリットがありました。 しかしWindows10 Mobileになってこの機能が廃しされ、現在はOneDriveのみとなっています。
4.実際MSもやる気がないように見える
一番の理由はMS自体がもうWindows10 Mobileに何かを期待しているように見えないと言うことです。 全盛期は半年に一度くらい大型システムアップデートがあったり、Lumiaが毎月数台発売されるといった勢いがありました。 しかしMSのハイエンドスマホは2015年末のLumia950/950 XL以降でてませんし、その後日本のメーカーを初めサードパーティがいくつか参入しましたがマイクロソフトはアプリやコンシューマ向けの機能追加を殆どしてません。 スマホゲームが出来ないくらいならWindowsPhoneでも問題ないと思っていましたが、日常的に使うアプリすらだんだん減っていく現状を考えるとわざわざWindows10 Mobileを使うメリットはなくなったかもしれません。
それでもWindowsPhoneは素晴らしい物だった
しかし私は今でもメインの端末はWindowsPhone、サブにAndroidとiPadを使っています。
WindowsPhoneはホーム画面で簡潔だけるだけでなく、ホームにおいていないアプリも素早く起動できる素晴らしい設計でした。
またメトロUIやZUNE MUSIC+VIDEOを初めとしたセンスの良いUIやアニメーションと他にはない特別な存在だったと思います。
いつかNOKIA時代のようなわくわくするWindowsPhoneが再び復活することを強く願いますが、現在の状況が続くなら新たにWindowsPhoneを買うことはもうないかもしれません。
売り上げランキング: 10,920
--