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【海外レビュー】幻のNokia Lumia 1030(McLaren)のレビュー

Windows Centralさんに発売中止の伝説の端末、

Nokia McLaren(2014)のレビューが掲載されていましたので

ご紹介させて頂きます。

 

例によって誤訳だらけかもしれませんが

気になる方は元記事(英語)を確認ください。

 

 

McLaren-Proto1[1]

はじめに

 

2013年頃、NOKIAは”ゴールドフィンガー”と呼ばれる

重要機密のフラグシップスマートフォンを開発していた。

これは3D touchのようなナビゲーションを

投影型静電容量方式ディスプレイ技術を使って

実現したプロジェクトだった。

 

2014年に入るとこのプロジェクトは

”McLaren”と呼ばれるようになり、

その数ヶ月後に突然キャンセルされました。

 

それから2年後Windows Centralは

この携帯電話を手に入れることが出来ました。

 

高品質な写真、スクリーン3Dツール、

Pureviewカメラのサンプルを交えて

電設のスマートフォン、ノキアマクラーレンを紹介します。

 

主な仕様

McLaren-Proto-Camera2[1]

・OS WindowsPhone8.1 Update1

・ボディ プラスチック、金属

・プロセッサ Snapdragon 800 クアッドコア

・メモリ 2GB

・容量 32GB+MicroSDXC対応

・ディスプレイ 5.5インチ 1920 x 1080

・バッテリー 不明(交換不可)

・カメラ 2000万画素 OIS、デュアルLED

・フロントカメラ200万画素

・専用カメラボタン

・HAAC マイク

・NanoSIM

・MicroUSB

・Qi非対応

 

レビュー

mclaren01[1]

ノキアの携帯電話に3D touchが搭載されると噂されたのは

2013年11月にさかのぼる。

当時ゴールドフィンガーという名前で呼ばれていたこの

プロジェクトは開発の途中でマクラーレンへと名前を変えた。

 

マクラーレンは画面を通して様々なハードウェアセンサーを利用したUIを備えている。

Zune Music ソフトウェアのUI設計に近い類似点を持っており

MixViewと呼ばれるライブタイルの内部レポートも残っている。

 

残念ながらマクラーレンは発売前の

2014年7月に開発を終了しました。

 

ハードウェア

mclaren02[1]

このWindows centralが入手した

マクラーレンの最終的なプロトタイプは

マイクロソフトの従業員のために用意されていた物と言われています。

 

機密情報のため細かい情報はありませんが

ノキアとマイクロソフトがこのプロジェクトに

密接に関わっていたことを示しています。

 

デザインはLumia 1020とLumia 925を融合させたように見えます。

携帯電話本体の灰色の貴族部分は

ポリカーボネートのアンテナの可能性があります。

肌触りは素晴らしく、重くはありません。

 

側のボタンはカメラ専用ボタン、ボリュームがあり

反対側にはMicroSD、NanoSImトレイがあります。

下部にはMicroUSBポート、

上部には3.5mmのヘッドフォンジャックがあります。

 

専用ケースを使ってQiに対応するための

金属もボディにはあったようです。

 

ストレージは32GBでMicroSDでの

拡張機能も備えています。

 

プロセッサはSnapdragon 800で

2GBのRAMを搭載しています。

 

最も特徴的なのはLumia 1020のような

大きなカメラでしょう。

 

残念なことにプロトタイプでは800万画素での撮影しか出来ませんでしたが

予定では2000万画素のカメラになったはずだと

関係者のインタビューで確認されたようです。

 

この曲線の多いボディと金属は

Lumiaファンにはたまらないものではないでしょうか。

 

3D touch

McLaren-screens1[1]

次は3D touchをご紹介しましょう。

これはプロトタイプでもある程度動作します。

ライブタイルに手をかざすだけで様々なやりとりが出来ます。

McLaren-screens4[1]

3Dタッチディスプレイはマクラーレンの両側にも

様々なセンサーで動作します。

あなたの指が画面に近づくとタイルは視覚的なフィードバックを受けて

波に流されるような方法で移動します。

タイルが拡散し複数の情報が表示されます。

 

McLaren-screens2[1]

 

実際に出来た操作

・スタート画面でサブメニューを表示

・スマホの持ち方を認識して画面をロック

・携帯電話をつかむ、またはかざすと呼び出し音が鳴り止む

・あなたが手を振ることで触れずに電話を応答

・ディスプレイの下半分に手をかざすと音をミュートする

 

 

McLaren-screens3[1]

 

このスマートフォンの多くの機能は

革新的だと認めざる得ません。

 

技術の多くのアイディアは2年前の物であるにもかかわらず

未来を感じさせてくれます。

 

必ずしもいいわけではなかった

2014年7月にこのプロジェクトを終了してから

いくつかの技術はまだ研究されていました。

 

3D touchの概念が多くの開発者に理解されなかったことや

他のLumiaと同じくカメラのでっぱりなどに問題がありました。

しかし、Lumia 1020と同じくらいMclarenは画期的なスマートフォンでした。

 

とはいえマイクロソフトはまだ諦めてはいません。

2016年5月にMicrosoft researchのおそらくこのプロジェクトの後継である

Pre-Touch Sensingを発表。

3D touchの研究をまだ続けていることを発表しています。

 

いつの日か実際に発売されるといいですね。

 

ビデオレビュー(英語)

ノキアマクラーレンの動画レビューです。

Windows Centralによる英語レビューです。

 

流れを変える端末かもしれなかった

 

ハードウェアの話から始めましょう。

一言で言えば「素晴らしい」です。

これは薄いですが背後にはきちんとした重量もあり、

金属で丸みのあるセクシーなデザインです。

 

3D touchによるクールな機能がなくても

マクラーレンは素晴らしい端末です。

 

たとえば右側のボリューム、電源、カメラボタンを見てください。

細部に至るまでプレミアムなスマートフォン、絶対に気に入るでしょう。

mclaren05[1]

 

カメラ

image

カメラはプロトタイプ版ではありましたが悪くないできです。

1080p/30fpsでの動画撮影も出来ますが

これは途切れ途切れになることもあり、

オーディオにもいくつかの問題点がありました。

 

結論

Lumia マクラーレンはマイクロソフトとノキアによる

大胆な試みでした。

3D touchの周囲センサーは

本当に素晴らしく新しいスマートフォンの

使い方になっていました。

マイクロソフトが何故この素晴らしい物を

ここで逃したかと思うと疑問でしかなりませんでした。

 

キャンセルされた理由について調べてみると

センサーはいくつかの問題を抱えており、

それを完璧に調整することが出来ませんでした。

 

またWindowsPhoneというシェアの少ないプラットフォームのために

3D touchという新しい機能をサポートする

開発者がいるようにも思えませんでした。

 

今ではiPhoneにも3D touchと呼ばれる機能がありますが

指を画面に置くiPhoneのような方式ではなく

マクラーレンは逆に指をかざす方式です。

 

マクラーレンは2014年に既に画面の向き、ロックといった

煩雑なスマートフォンのシステムを改善していたという点も

素晴らしい点ではないでしょうか。

 

 

 

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  • この記事を書いた人

のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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