
マイクロソフトは2026年2月27日で『モバイル通信プラン』アプリの提供を終了することを発表しました。マイクロソフトは代替手段としてブラウザーでeSIMを登録することを推奨しています。
モバイル通信プランアプリが終了に
マイクロソフトはモバイル通信プランアプリの提供を終了することをアナウンスしました。このアプリは公式の説明によれば以下の機能が提供されます。
モバイル プラン アプリを使用して、Windows 10 PC でさまざまな場所から簡単にインターネットにアクセスします。データ通信プランに登録し、地域の携帯電話会社に接続します。サポートされる SIM カードが必要です。
このアプリの最終アップデートは2025年6月ですが、アプリが未だにWindows 10のものとして説明されているのは気になるところではありました。
このアプリは基本的にSIMを管理する物ですが、Webサイトで基本的に代替が可能とのことです。
Windows Insiderで新機能開発中
マイクロソフトは現在Windowsの設定アプリから通信事業者に識別情報を自動送信できる機能を開発中で、Windows Insiderにてテストが行われています。これが実現すれば、ユーザーはSIMのプロファイル情報を手動入力することなく、ワンクリックでeSIMをアクティベート出来るようになる見込みとなっており、2026年に通信事業者が対応を拡大する見込みとのことです。
こういったことを考えると今回Microsoft Storeでのモバイルアプリの提供終了は、WindowsでのOSレベルでの統合の一環に見えます。
--
