WindowsのユーザーがWindowsで嫌いな体験としてあげるものの1つに「Windows Update」でコンピュータが再起動させられてしまうというものがあります。これは定期的にPCを起動したり、電源を切っていれば自動的に行われるものですが、人によってはゲームや作業を中断させられてしまったと感じることがあります。そんなWindows Updateですが、変わるかもしれません。
ホットパッチのアップデートを変更か
Windowsのアップデートには複数の種類のアップデートがあり、”Hotfix"と呼ばれるアップデートで新しいアップデート方法が試されているようです。既にWindows Serverの一部のエディションや、Xbox One、Xbox Series X|Sでは採用されているもので、これをWindows 11にも導入しようとしているようです。
Windows 11 Dev Channelビルドでは、仮想化ベースのセキュリティを有効にしたPCで、セキュリティ更新プログラムを再起動なしで適用するのを試しているようです。
マイクロソフトによれば、パッチはプロセスを再起動することなく、実行中のプロセスのインメモリコードにパッチを適用することで機能するとのこと。
より快適なWindows
マイクロソフトはWindowsアップデートを通して、不具合を修正したり、セキュリティ上の問題を改善しています。もしもこの新しいアップデート方法の提供が可能になった場合、ユーザーは毎月PCを再起動する必要はなくなるかもしれません。
理想的な状況になった場合、再起動が必要になるセキュリティアップデートは、1月、4月、7月、10月の年4回程度になると思われます。もちろんそれ以外でも機能アップデートなどが配信される可能性があり、その場合は再起動が必要になる可能性があります。
とはいえ、体感出来るWindows Updateが減ることはユーザーにとっては嬉しいことではないでしょうか。
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Microsoft wants to update your Windows 11 PC without forcing you to reboot | Windows Central
Microsoft is testing a new update method for Windows 11 that ...
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