マイクロソフトは2019年8月にメモ帳をMicrosoft Storeに移行する方針を発表しました。しかし昨年2019年12月にストアアプリ化計画の中止を発表しました。これは正確な理由は分かっていませんが、ストアアプリを禁止している企業ポリシーなどでテキストファイルすら開けなる可能性があったと予想されます。
しかしマイクロソフトはメモ帳のアップグレード版にあたる「Windows Notepad」の配信をMicrosoft Storeで開始しました。
Windows Notepadとは?
Windows NotepadはWindows付属のシンプルなメモ帳と基本的には同じ物です。ただしいくつかの機能強化が行われています。
メモ帳の検索・置換機能は改善されており、検索ダイアログが追加されています。また以前入力した値を記憶することなども可能になりました。
Ctrl+、Ctrl-のキーの組み合わせで素早くテキストサイズを変更することも出来るようになっています。文字が読みづらい時などはCtrl+マウスホイールでブラウザーと同じようにすばやくテキストサイズを変更しましょう。
また多くの人が要望していた行番号と列番号を表示する機能も追加されています。ツールバーの表示から開くことが可能です。
その他にも、大きなテキストファイルを開く際のパフォーマンスの改善、Ctrl+Backspaceで前の単語を削除など細かな部分も改善されています。
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