Windows10のソースコード、ドライバなどのデータを含む約32TB分のファイルがインターネット上に流出したとマイクロソフトが公式に認めました。
この流出した情報にはWindows10のドライバやOneCoreカーネルコード、未公開のARM版やモバイルデバイスでWindows10 Mobileを動かすためのWindows10 Mobile Adaptation Kitなどが含まれていたようですが現在は削除されています。
マイクロソフトによるとこのソースコードはShared Source Intiativeの一部で、OEMやマイクロソフトのパートナー、政府のために公開されていたもののためWindows2000の流出の時ほど大きな問題ではないと認識しているとのこと。
また容量が大きかった理由についてはWindows InsiderやConnectのメンバーに提供されていたWindows10のベータビルドが含まれていたというのもあるようです。
このコードのリークをされた翌日、マイクロソフトのネットワークへの不正アクセスの疑いで2人の男がイギリスで逮捕されています。 1人はリンカンシャーに済む22歳男性、もう一人はブラックネルの22歳男性とのこと。
彼らはWindows10のBuildを収集しており、またベータアーカイブへの投稿を行っていたことも分かっています。
今回の逮捕がソースコードリンクの関係があるかは定かではありませんが、ソースコードから悪意のあるハッカーが脆弱性を見つけWindows10を攻撃することが懸念されています。
追記:
実際にソースコードのリークがあったファイルサイズは1.2GB程度のようです。
ソース:
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