Apple Watchよりも10年以上前、2004年のスマートウォッチをちょっと振り返ってみましょう。
2004年といえばWindowsでいえばまだXPの時代、ゲーム機はゲームキューブやPS2、Xboxが人気の中PSPとDSが発売された年です。
そんな2004年にマイクロソフトはアメリカで革新的なスマートウォッチ、Microsoft SPOT Watchを発売しました。
Spotの機能
このSpotは”スマートパーソナルオブジェクトテクノロジー”の略です。
通常の時計との違いはネットワークに接続できるということでした。
このスマートウォッチはWindows Live Messenger(現Skype)のインスタントメッセージを受信したり、あなたに最適化されたMSNニュースのヘッドライン、株式情報、天気予報といった情報を見ることが出来ました。
また、ディスプレイはモノクロであったものの90x126ピクセルを備えています。
理想と現実
当時はまだスマートフォンもほぼない時代、ノートパソコンを取り出すことなく情報を見ることが出来るのは理想とされました。
しかし通常の時計よりも分厚く、重たい本体。 300ドルの高価な価格。そして充電しても3日しか持たない(驚くことに現代のスマートウォッチに比べれば持つ方!)ことが批判され2008年には完全終了しています。
ソース:
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