10年以上前からの仕様ですが、忘れられていそうなので今一度『インパルストリガー』を解説したいと思います。Xboxはたまに『振動機能にギミックがない』普通のコントローラーと言われていることがあります。しかし実際にはインパルストリガーという没入感を高める振動機能が搭載されています。
インパルストリガーとは
Xbox One、Xbox Series X|Sの『Xboxワイヤレスコントローラー』にはフォースフィードバック・ハプティックフィードバックの一環として従来のグリップに搭載された振動素子に加えて、左右のトリガーの中にも振動素子が搭載されています。
このトリガーに内蔵された振動素子を『インパルストリガー』と呼ばれています。
4つのモーターで細やかな表現
一般的なコントローラーが1つまたは2つ程度しか振動素子が搭載されていないのに対して、4つの振動があることで、様々な使い分けが出来るようになっています。
- 車体の揺れの振動とタイヤの振動をバラバラに表現
- 武器ごとに異なる銃の振動感触
- 雷などの環境に合わせた細やかな振動
特にForzaシリーズにおけるインパルストリガーの効果は絶大で、振動によって車体やタイヤの情報量が増すことで、ゲームプレイ体験にも大きな影響を与えるものとなっています。
ゲームによって対応していないことも
『インパルストリガー』はゲーム側で対応が必要になる機能です。そのため、サードパーティのゲームタイトルなど一部の作品ではインパルストリガーがサポートされていないことがあります。PCゲームでも『Forza Motorsport』や『Halo Infinite』といったファーストパーティラインナップがサポートされているほか、『アサシンクリードオデッセイ』や、『Ratchet & Clank: Rift Apart』などサードパーティのゲームでもサポートされている場合があります。
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