先日サードパーティ製セキュリティソリューションソフト『Crowdstrike』により、全世界的にWindowsのブルースクリーンクラッシュが発生しました。この問題は発生すると、再起動後にブルースクリーンになり、Windowsが操作できなくなるというものですが、マイクロソフトは簡単に復活できるリカバリーツールの提供を開始しました。
簡単に復活可能に
Crowdstrikeのドライバーによって引き起こされるブルースクリーンを対処するには、セーフモードや回復環境で起動し、『csagent.sys』のファイルを削除することで起動できるようになります。しかしだれもがセーフモードや回復環境を使いこなせるわけではありません。
マイクロソフトによってリリースされた新しいリカバリーツールは、起動可能なUSBドライブを作成し、PCに接続してUSBから起動するだけで、Crowdstrikeによるブルースクリーンオブデスから復帰することが出来るというものです。
使用するには、8GB以上の空き容量を備えたWindows PC、そしてWindowsの管理者権限、1GB以上の空き容量があるフォーマット済みのUSBメモリー、Bitlockerの回復キーが必要となります。Bitlockerの回復キーについては、セーフモードからの回復では不要な場合があります。
必要なら使おう!
このツールはマイクロソフトによって提供されている信頼性のあるツールのため、もしもCrowdstrike Falconの問題で困っている場合は試してみる価値はありそうです。
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