2023年のゲームオブザイヤーにも選ばれた『バルダーズゲート 3』の英語版が海外発売となりました。すでに販売されている多くの国でトップチャートとなっていますが、このゲームのパフォーマンスはどうなのでしょうか。
良好なパフォーマンス
Digital FoundryはXbox Series X|Sの両方のバージョンのバルダーズゲート 3を早速分析しており、結論から言えば成功だと総括しています。
Xbox Series Xバージョンを見ると、PS5バージョンと比べて異方性フィルタリングの品質が低下しているといったわずかな違いがあるもののビジュアルはよく似ているとのこと。またクオリティモードではほぼ30FPS、パフォーマンスモードはほぼ60FPSで固定されます。
一方で第三幕のクオリティモードではコマ落ちがあると語っています。
一般的なプレイでは、戦闘、カットシーン、オープンワールドの探索を含め、基本的にロックされた30である。しかし、第3幕のバルダーズゲートの町では、PS5版と同様にいくつかの問題があり、興味深いことに、Xbox Series Xはここでフレームタイム目標を達成するのにかなり苦戦しているようで、30fps以下のパフォーマンスがより深く、より長く続いている。
Xbox Series Sについてはビジュアルは少しダウングレードされており、30FPSであるものの、驚くほど良好に動作するとのこと。
最後にDigital FoundryはXbox版バルダーズゲート 3を期待通りの出来だと評価しています。
全体的に見れば、『バルダーズ・ゲート3』Xboxシリーズ移植版は、まずまずの成功を収めたと言えるだろう。まだいくつかの問題はあるが、これはラリアンの評価の高いRPGの完璧にプレイ可能で、それなりにパフォーマンスの高いバージョンだ。
最適化に磨き上げる最中の作品
本作はXbox Series Sでの画面分割によるオフラインマルチプレイで十分なパフォーマンスがでなかったため、Xbox Series Sではこの機能がカットされました。しかし開発チームはマイクロソフトと協力してこの機能を実装できる方法をリリース後も模索していくとしており、その中で最適化が進められていくものと思われます。
--