マイクロソフトとTwitterの関係は非常に悪いものとなっています。これまで無料で利用できていたAPIアクセスを有料化し、マイクロソフトを含む多くの企業がTwitterとサービスの統合をやめました。これによりXboxユーザーはゲームクリップを直接Twitterにシェアできなくなるなどの影響が出ています。この問題でイーロンマスクの個人弁護士はマイクロソフトを訴えています。
開発者契約を複数違反していた疑い
イーロンマスク氏の個人弁護士、アレックススピロ氏はTwitterを代表してマイクロソフトに書簡を送っています。アレックススピロ氏によれば、Twitterの開発者契約をマイクロソフトが複数の状況に渡って長時間違反していたと主張しています。
マイクロソフトはTwitterのAPIを不正な目的で使用していたと主張しており、XboxやBing、Azure、Power Platform、Adsなどのサービスで行われていたとしています。具体的にはTwitter APIのレート制限を超えていたこと、マイクロソフトのアプリが意図するユースケースの開示や承認を怠っていたなどという非難を行っています。また自動化機能を持つアプリを作る際に必要な情報をTwitterに知らせていないとも述べています。
適切な対処をする
マイクロソフトの広報担当者Frank Shaw氏はThe Vergeの取材に答え、適切に対応すると答えました。
本日、Twitterの代理人である法律事務所から、私たちが以前行った無料のTwitter APIの使用について、いくつかの質問がありました。私たちはこれらの質問を確認し、適切に対応します。私たちは、同社との長期的なパートナーシップを継続することを楽しみにしています。
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