マイクロソフト傘下のBethesda Softworksが手がけるスターフィールドは間違いなく2023年最も期待されているXboxゲームですが、この独占について少し議論もありました。最近Xbox Onのインタビューの中でMicrosoft Gaming CEOのフィルスペンサー氏はスターフィールドの独占と今後について語りました。
ケースバイケースとしか言ってない
フィルスペンサー氏は今後のゲームタイトルの独占についてはケースバイケースで決定することを改めて明言しました。つまりゲームタイトルを評価した上で決定されることになります。またXboxはプレイステーションから既存のゲームを奪うことはなく、The Elder Scrolls Online、マインクラフト、Fallout 76などの多くのゲームがこれからもサポートし続けることを繰り返し述べました。
「"Starfield "がXbox独占にならないと私が言ったことはないと思う。私が言ったのは、ケースバイケースで対応するということだと思うんだ。他のプラットフォームで出ているゲームを引っ張ってくることはないと言ったので、ゲームのコミュニティをサポートし続けることになるのですが...。例えばElder Scrolls Onlineは、毎年恒例のドロップやコンテンツドロップを行っていますが、それらはPlayStationで行っています我々はFallout 76をすべてのプラットフォームで同時にアップデートしました。」
「コンソールの独占タイトルは、ビジネスの一部であり、すべてのプラットフォームホルダーが行っていることです。競合他社は多くの独占ゲームを持っているので、我々が(Xbox、PC、クラウドで)新しいゲームを発売するとき、その中には他の競合プラットフォームでは入手できないものもあるはずです。しかし、ベセスダでは、プレイステーションのコミュニティから何かを引き離したり...(あるいは)アップデートを継続しなかったり...という例はありません。より多くのデバイスでより多くのゲームをプレイすることは、まさにゲームの進む方向だと思います。」
他社よりも他社プラットフォームで展開するマイクロソフト
ゲームプラットフォーム事業を行う各社は独占ゲームを多く手がけています。例えば任天堂はマリオやポケモン、ソニーはLast of UsやGod of Warのようなゲームを自社のプラットフォームでのみ提供しています。
同じようにマイクロソフトもヘイローやForzaといったゲームタイトルはXboxとPCでしかリリースしていません。しかし一方でマイクロソフトはマインクラフトやFallout 76などのゲームを他社プラットフォームで提供していたり、Nintendo Switch専用タイトルのスマッシュブラザーズスペシャルでコラボレーションを行うなど他社よりも積極的にゲームを提供してきました。
マイクロソフトは今後もゲームタイトルによって他社プラットフォームにもゲームを提供するというスタイルを継続する方針は変わっていないことが今回のインタビューで改めて確認されました。
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