仕事のコラボレーションツール、Microsoft Teamsは徐々に普及しつつあります。このソフトウェアはチャットツールとして利用すること、リモートで共同作業を行うことが出来ますが、パフォーマンスは純粋なWindowsネイティブアプリほど理想的ではないとMicrosoftは説明していました。
パフォーマンス大幅向上
同社はMicrosoft Teamsのパフォーマンス向上を行ったとのこと。過去1年間の全体的なインタラクション応答時間を改善し続けており、ユーザーにとってより流動的なエクスペリエンスを作り出すために取り組んできたとのこと。
具体的にはTeamsアプリはAngularフレームワークからReactに移行、Electronのビルドをアップグレードすることで最レンダリングを減らし、コードを段階的に改善したようです。
具体的なデータ
- ユーザーがチャット リストをスクロールすると、待機時間が 11.4% 向上しました。
- チャンネルリストのスクロールが12.1%向上しました。
- メッセージの作成ボックスの読み込みが 63% 速くなり、ユーザーはチャットまたはチャネルに切り替えるとすぐにメッセージを入力できます。
- チャンネルに切り替えてチャットウィンドウを開く時間が25%劇的に改善されました。
- アクティビティフィードのスレッドの切り替えが 17.4% 改善されました。
- チャットスレッド間の切り替えが3.1%改善されました。
- 通話中のミュートおよびミュート解除の音声応答が 16% 向上しました。
- 「ミーティング前参加」画面に移動すると、9%高速になります。
- 通話/会議ウィンドウを開くと、読み込みが 4.5% 速くなりました。
- ユーザーが会議に参加すると、チャットに13%向上しました。活動フィードへの切り替えは18.7%改善され、チャネルへの切り替えは20%改善されました。
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