マイクロソフトは次世代ゲーム機Xbox Series Xを2020年冬に発売する予定です。とても強力なゲーム機となるXbox Series X。まだ情報を余り追っていない人向けに分かっていることをすべてまとめ直しました。
名前
かつてはProject Scarlettと呼ばれていましたが、正式名称は「Xbox Series X」です。読み方はエックスボックスシリーズエックスと呼びます。(Xをテンとは読みません)
発売日
日本を含む全世界で2020年冬発売予定です。Xbox One発売から約7年でのリリースとなります。マイクロソフトによると新型コロナウィルスの影響は発売日に影響しないとのことです。
価格
価格は2020年4月現在正式発表されていません。また予約購入なども現時点では出来ません。マイクロソフトは価格をしったり購入に踏み切り前にXbox Series Xがどのようなものかより理解してから買って欲しいと望んでいます。近い将来詳細が発表される予定です。
ハードウェア
Xbox Series Xはタワー型デスクトップPCに似ていますが、実際にはXbox One Xを3つ積み重ねたような大きさであり一般的なデスクトップPCよりは遙かに小さいです。横置き、縦置きのどちらにも対応しています。
接続ポート
前面はディスクスロットとUSB-Aポートが1つ。殆どのポートは背面にあります。
背面にはUSB-Aが2つ、HDMI OUTがひとつ、電源ポートが1つ、LANポートがひとつメモリーカードスロットが1つあります。
ストレージは内蔵ストレージ1TB、拡張カードで追加出来ます。また互換タイトルはUSBポートで外付けハードドライブにもインストール出来ます。
光デジタル端子とHDMI INポートは廃止されました。
コントローラー
コントローラーはPS5のDualsenseとは大きく異なり、Xbox One世代のコントローラーと殆ど変わりません。これは多くの人からXbox Oneコントローラーが支持されていることがその理由として挙げられています。
しかし細かな改良は多数あります。十字キーは斜め入力がしやすく、より早く入力できるように傾斜がつきました。コントローラーサイズは僅かに小さくなり、背面のグリップの形状も変わっています。しかしスティックの高さなどは調整されず、同じ感覚で使うことが出来ます。
さらにXbox OneワイヤレスコントローラーもそのままXbox Series Xで使うことが出来ます。
互換性
Xbox OneのすべてのゲームとXbox Oneでプレイ出来た初代XboxとXbox 360のゲームの互換性が対応しています。さらにマイクロソフトは古いゲームもさらに優れた体験が出来るようになるとしています。
対応ゲーム
現時点ではHalo Infinite、Senua's Saga: Hellblade ll、Cyberpunk 2077が正式発表されています。今後順次新しいタイトルが発表されていく予定です。
パフォーマンスとスペック
Xbox One Xは現在最もパワフルなゲーム機ですが、Xbox Series Xはさらに2倍以上の性能を持っており、次世代ゲーム機でも最高の性能があるとしています。またパワフルな性能であっても静かに動作するように大型ファンと大型ヒートシンクを内蔵しており、熱を効率的に逃がす仕組みとなっています。
ゲームサービス
Xbox LiveゴールドメンバーシップとXbox Game Passが引き続き利用出来ます。 Xbox Game Pass加入者は発売日からXbox Game Studiosの最新Xbox Series X対応ゲームをプレイすることが出来るようになります。
さらにProject xCloudのサービスが開始されると、モバイルデバイスやPCでもXboxゲームの続きがプレイ出来るようになる予定です。
さらに詳しい情報が見たい場合は、下記のXbox Series X特設サイト及びXbox Series Xの新着記事をご確認ください。過去のXbox Series X関連記事を読むことが出来ます。
Xbox Series X
ゲームについて
- 4K/60fps(最大120fps)をすべてのゲームに提供することを目的とした高性能
- 超高速メモリーGDDR 6 320Bit BUSでゲームはもっと生き生きと
- Xbox Velocity Architectureでストレージの読み込みが超高速化
- 遅延を1msでも減らすためにコントローラーやシステムの再設計
- Xboxシリーズとの高い互換性
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