マイクロソフトは以前から求人情報のおかげでXboxプラットフォーム上でのMOD機能の強化が検討されていることが噂されていました。
そしてWindows Centralは新たに社内資料をリークし、Xbox OneにシステムレベルでのMOD提供環境を準備し、開発者にMODの配信方法を提供する準備を進めていると報じています。
MODとは?
Modとはゲームの追加コンテンツをユーザーが開発すること。
通常はWindows PC向けのゲームで、マップやアイテム、グラフィックス、ゲームバランスなどに修正や追加を行ったりするものを示します。
Xboxコミュニティコンテンツとは?
マイクロソフトが計画しているXboxプラットフォーム向けのMOD。
現時点ではまだ公式には未発表なものだそうですが、Steam Workshopのようにストアから簡単に導入できる仕組みが考えられているようです。
プレゼンテーションの資料によると、新しいXbox コミュニティコンテンツプラットフォームは開発者が許可したタイトルでゲーム内ユーザー作成コンテンツ(UGC)をサポートすることが出来ると書かれており、”マインクラフトのパートナープログラムとコミュニティ”を例に紹介されたようです。
これらの計画が進むと、開発者はゲーム内Modの収益化(または無料)での提供も出来るようです。 MOD開発者は現在のマインクラフトBedrock版のようにスキンやテクスチャを配信するだけではなく、クエストや武器、マップ、ゲームプレイの変更を含めたMODの提供も出来るようになるとのこと。
またXboxコミュニティコンテンツを利用するために、XboxコンソールはModダウンロードスペースがあらかじめ確保されるとのこと。 MOD作者はMicrosoft Store、Xboxクラブ、ソーシャルフィードのためのメタデータも設定できるようです。
これらのリーク資料は今年初めに使われたもので、開発者は3月にXbox開発キットのベータが提供され、承認されたMODは2018年夏にも提供されるとみられています。 さらに今年の後半にはXboxシェルとの完全な統合、ゲームストアページからMODへのアクセス、MODのレビュー機能、Webストアへの統合なども計画されているとのこと。
MOD対応は歓迎すべき!
もしXboxですべてのゲームがMODを許可されるようになれば、「日本語化MOD」の開発も出来るようになるかもしれませんし、さらにPCゲームに近い感覚でゲームを楽しめるようになることが期待されます。
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