DESTINY 2が新たにCPU問題でXbox One Xで30fpsしか出せないと説明していることが不自然な理由をご紹介します。
開発者がCPUの問題で60fpsに出来なかったと語る
バンジーはIGNのインタビューで
「PS4 Proは物凄くパワフルですが、我々のゲームを60FPSで動作させることはできませんでした」
「我々のゲームは、プレイヤーや交流、ネットワークなどが絡むリッチな物理シミュレーションです。(Proでは)動作しないでしょう。――まだそこまでの馬力はありません」
Noseworthyは、Scorpioについては現時点では話すことができないと話した。
一部抜粋 引用元(IGN JAPAN)
CPU性能でも据え置きでは最も高性能
Xbox One X | Xbox One | |
CPU | Custom CPU 2.3GHz 8コア |
Custom Jaguar 1.75GHz 8コア |
GPU | Custom GPU 40CU 6.0Tflops |
Custom GPU 12CU 1.3TFlops |
RAM | 12GB GDDR5 | 8GB DDR3 32MB ES RAM |
ディスク | 4KUHD BD | BD |
まずXbox One Xは細かな違いではありますが、CPUのクロックも向上しておりまた従来CPUで演算していた物がDirect X12関連機能が専用チップで演算されるようになったことでCPU負担は半減したと説明されており、CPU負担は従来より大幅に軽減しているハードウェアです。
Xbox One XのCPUが一部にJugarだと言われている理由はEurogamerによるスペック調査で「Jugar」とよく似ているとしたことから呼ばれた物で、正式には”Custom CPU”以上の事は分かっていません。
またPS4 ProのJaguar 2.1GHzよりもXboxOne XのCustom CPU 2.3GHzの方が上なので設計が近い物だとしても性能は上がっています。
XboxOne Xで出来ない、つまりPC版要求性能はとんでもないことに
4K要求スペック(CPU) | |
DESTINY2 | ??? |
Forza6:APEX | Corei7-6700K |
Gears of War 4 | Core i7-4790 |
Xbox One X対応を発表しているXbox Play Anywhere対応タイトルのPC版の4Kスペックを見てみると、要求動作環境は非常に高い事が分かっています。Forza6:APEXはPC版最高設定相当の4k/60fpsでもXbox One Xの性能に余裕が出来ることが開発元によって検証されたタイトルです。 Forzaシリーズは高度なAIとカーシミュレーションを重視したゲームタイトルです。
もちろんゲーム内容が大幅に異なるため単純な比較は出来ませんが、他タイトルの要求スペックとバンジーの言葉を信じるなら4K/60fpsを実現するためのPC版の要求性能もとんでもなく高い物になることが予想されます。
今回の問題の発端は”フレームレート”問題ではない
今回の問題は元々"30fpsだから叩かれている”訳ではありません。
バンジーのスタッフが「PS4 ProでもXbox One Xでも同じグラフィックにする」と話したことが問題です。
つまりXbox One Xの性能的優位性を無視するという記事が公開されたことで炎上しました。
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