レア社、Xbox15周年の歩みを公開。

レア社といえば任天堂という人も多いかもしれませんがXboxにも楽しいゲームをたくさん提供してくれているゲーム会社です。

そんなレアがXbox 15周年に併せてXboxとレアに関する物語を振り返る記事をレアのWebサイトにて公開しています。

レアってどんな会社？

レア社はかつては任天堂の傘下としてゲームを開発し、その後オンラインゲームの開発に興味があったことなどを理由にマイクロソフトに移籍したゲーム会社です。

任天堂時代の代表作は「スーパードンキーコング、ゴールデンアイ、ブラストドーザー」等、マイクロソフト以降では「あつまれピニャータ、カメオ、バンジョーとカズーイ、Kinectスポーツ」等を開発したゲーム会社です。

レアの過去の名作についてはXboxOne専用ソフト「レアリプレイ」を買えばなんと30本のゲームがまるまる遊べてしまうので気になった方は是非こちらを。

また任天堂時代のドンキーコング関連タイトルについてはWiiUのバーチャルコンソールにてドンキーコング64やスーパードンキーコングなどが配信されています。

レアとXbox

イギリスなまりなのか訳に自信がないのですがだいたいこんな感じかな？程度に訳してみました。

間違ってるところもあると思うので原文はこちらをどうぞ。

シニアソフトウェアエンジニアChris Marlow氏

彼はシニアソフトウェアエンジニアなのでレアの技術といえばこの人…なのですがプログラムの才能だけではなく「コンカー」ではう○この声優として参加し美しい美声を披露しました。

「コンカーライブ＆リローデッドはリードプログラマーとして私の初めての仕事でした。　レアとしては初めてのXboxタイトル、初めてのオンラインゲームであり我々にとって大きなチャレンジでした。　発売から3日後には私たちはオンラインでたくさんのヘッドショットを行いました。　このタイトルはXbox360でも後方互換によってプレイできるようになり、最終的に360で遊ばれた後方互換タイトルトップ10にも選ばれたほどです。　クールな皆さんにはうんちのモンスターや映画のオマージュ、酷いギャグに照明効果、美しいファーの処理、アンビエイトオクルージョンなどを楽しんでいただけたでしょう。　このゲームはXboxのすべてのゲームの中でも最高のグラフィックスを持っているゲームの1つです」

余談ですがConker Live and reloadedは初代Xboxのオンラインタイトルでは「Halo2」に次いで2番目に人気のマルチプレイヤータイトルでした。

リードエンジニア　James Thomas氏

「我々のXboxでの仕事はグーリーズだけではありません。　締め切りが近づいたHALOのバグ取りなどにも参加しています。　特に乗り物をみんなで乗るのは楽しかったよ」

エグゼクティブプロデューサー　Louise O'Connor氏

「あつまれピニャータは流行のゲームとは違いますが最高のゲームでした。　我々のミュージックヘッドのRobinは不可能を可能にしてくれるんだ。」

シニアテストリード David Wong氏

「私が作ったお気に入りのゲームはKinect Sportsです。　我々テストチームにとってはとっても大変でした。　我々は普段ほとんど座ってゲームをして1日を過ごします。　殆ど外に出ることはありません。　しかしKinect Sportsの開発が始まったとたん、私たちは多くの運動をする必要がありました！　だから私たちは凄く痩せたんですよ…」

ライブオペレーションマネージャー Rich Cousins氏

「パーフェクトダークゼロのダークエージェントの難易度の調整はとても困難でした（特にジャングル！）。　だけどシングルプレイは既に完成して提出した後だったんだ。　最終的にゲームをきちんとプレイできるように更に調整した物が使われました。」

ミュージックヘッド Robin beanland氏

「Xboxの俺の一番の思い出といえばコンカー：ライブ＆リローデッドのSurf punksという曲でNile RodgersとDweezil Zappaが参加してくれたんだ。　私はラッキーで彼らがLAのスタジオにいるときにちょうど私もいたんだ。　そこでインタビューされた。　私は信じられないほど緊張したし、すこしだけ話すことができた。　けどありがたいことにそのインタビューは今日まで日の目を見てないよ」

※ニールロジャース…アメリカのプロデューサー、ギターリスト。　ジェフベック、ダイアナロス、マドンナなどの音楽に参加していました。

※Dweezil Zappa…アメリカのロックギターリスト。

シニアデザイナー JustinCook氏

「私がXboxで最も記憶に残っているのはあつまれピニャータです！　集まれピニャータは元々XboxLiveがなかったころにインターネットを使ったゲームとして開発されていたのでモバイルデバイス用に開発される予定でした。　しかしマイクロソフトがXboxを作ったときに彼らはXboxLiveを作ったんだ。　それでXboxLiveを使って家庭用ゲーム機でもピニャータを交換したり様々なオンラインコンテンツを入れることが出来るようになった。　もちろん当時我々が思ったよりもXboxLiveは複雑で殆どのアイディアを入れることは出来ませんでした。　しかしチームにとってピニャータは誇りとなる物でした」

シニアデザイナー　Dale Murchie氏

「Xbox Liveアバターを作ってたとき、我々がいろいろな髪の色を設定しておく必要がありました。　そこでたとえば赤毛のデータを取るときに、参考となるデータとして女優の写真を持ってきてサンプリングしていました。　他にも肌のトーンをいくつか用意するために、イギリスのテレビ司会者デビッドディキンソンの顔をサンプリングしてオレンジ色の顔をした人物を作ったかもしれません」

オンラインコンテンツリード　Leigh Loveday氏

「Kinectスポーツライバルズは…　普通じゃない。　あれを作っていた2014年が俺のXboxにとって最高の時間だった。　私は幸運にもイーグルのキャプテンにデイビッドテナント氏を声優として演じてもらうことが出来た。他にもバイパーやブラストではウィリアムホープやデイヴィッドテナントなどが参加してくれた。　彼らは文字に命を吹き込んでくれたんだ。　そしてある日インタビューの時彼はナイトロアーやHorace Goes Skiingについても話してくれた（レアのレトロゲーム、ナイトロアーはクォタービューを発明したゲームとして知られる名作です）」

※デイビッドテナント氏　イギリスの人気ドラマ、ドクターフーの10代目のドクターとして高い人気だった俳優。

シニアソフトウェアエンジニア Ian Bolton氏

「パーフェクトダークゼロのチームを担当していたときに我々はシングルプレイヤーのコードをオンラインCoopが出来る物に大部分を書き直す作業を行っていました。元々このゲームでは4人Coopができることを望んでいたし、それが出来たら最高にクールだったが我々がそれを作るためには後数年時間が必要だったと思います。けどXbox360のローンチタイトルとしてリリースできたことを考えれば我々はオンラインCoopや32人マルチプレイを作れたのは本当によくやったと思う。　製造の工場まで完成したディスクを持って行くのにプライベートジェットを借りる必要はあったけどね…」