イスラエル軍C2システム部門はHololensを使って戦場戦略とトレーニングを支援するために
Hololens向けのソフトウェアを開発していることを発表しました。
情報管理がより迅速に。
ブルームバーグによるとテルアビブ郊外の陸軍基地では
軍事地形モデルとインテリジェンスデータを操作することが出来るプログラムを
1ヶ月未満の期間で開発したようです。
これにより戦場マップが実際の地形に拡張され、
資格や音声と手のジェスチャーで操作し、
戦場の情報をARで読み取ることが出来るようになります。
また訓練された衛生兵がHololensを使うことで
戦場で怪我をした兵士の元へ迅速に向かうことが出来、
彼らを助けるために役に立つ可能性があるとのこと。
HALOのアーマーのようなシステムが現実に?
マイクロソフトのビデオゲーム、HALOに登場する兵士の多くはAR技術を使った装備を使っており、
ゲーム中だけではなく短編映画「HALO4:フォワードオントゥドーン」でも
AR技術で敵の位置を確認しているシーンが確認できます。
マイクロソフトといえばHALOに登場するAI、CortanaをWindows10に同名のアシスタント機能を搭載したり、
HALOの劇中に登場する「スパルタン」というプロジェクト名を「Microsoft Edge」の開発コードネームに、
Windows10の開発コードネームThresholdはHALOの惑星から名前をとっている等
HALOに由来する製品をたくさん手がけていますが
ミョルニルアーマーが開発されるのも時間の問題かもしれませんね。
なお、MicrosoftからHololensの軍事利用について公式なコメントはありません。
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