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大阪のプラチナゲームズ開発作品ながらAAA級の予算が組まれ4年以上もの長期に渡って開発を続けられていた本作だけに期待が大きいタイトルだったのですが非常に残念な結果となってしまいました。 Windows Centralの方に開発中止の経緯が掲載されていたようなのでざっくりご紹介します。
※この記事はスケイルバウンド公式Twitterで「固定されたツイート」になっているWindows Centralの「Windows Centralスケイルバウンド開発中止」の記事を元にしています。 また一部誤訳がある可能性もあります。
2017/11/11 一部記事内容を訂正しました
これまでのスケイルバウンド
E32014の頃マイクロソフトは大きな発表をいくつか行いました。 XboxOneのラインナップが素晴らしい物であると証明する機会でした。 実際にオリとくらやみの森のようにリリースされて高い評価を受けた物もありました。 しかしScaleboundは殆ど開発が進んでいないように見たまま時が進んでいました。 それは昨年のE3でのゲームプレイ映像を見ても明らかでした。
E3 2016のデモは印象的なものでしたが詳細なディテールが分からなかったことからゲームを期待する人々に多くの議論を呼びました。 またE3 2016ではXbox Play Anywhereをスケイルバウンドもサポートされると発表されました。 ゲームは明るい未来に向かっているよう見えました…がその後再び沈黙が続きます。
ICYMI: Here are the latest screencaps from #Scalebound. You can customize your dragon & play style! pic.twitter.com/17uzmerRwl
— Scalebound (@Scalebound) 2016年8月22日
開発中止の理由
スケイルバウンドの公式Twitterは2016年9月から止まっていました。 今回の件でマイクロソフトの公式声明では「ビジネス上の理由のためゲーム開発の終了」としていますが、実際にはそれ以上の問題があったようです。
Eurogamerの報道によるとマイクロソフトは2016年8月のGamescomでプラチナゲームズに幻滅したようです。
さらにその後秋頃からプラチナゲームズの抱える膨大なプロジェクトのために開発チームの多くのシニアメンバーがプロジェクトを離れ、プロジェクトの作業は非常に困難になりました。
その後プロジェクトの主要メンバーが戻りましたがScaleboundは予定よりも大幅に遅れた状態になりました。 ゲームエンジンと延滞に関する問題が深刻だったためもはやプロジェクトを続けることは出来ないと結論づけたようです。そのため4年以上の渡って開発されていたこの大作タイトルは2016年の終わりに終了が決定されました。
このスケイルバウンドはマイクロソフトの関与なしに開発が継続できるのではとの声もありますが、それもどうやら出来ないように見えるとのこと。 プラチナゲームズはニーアオートマタをXboxOneでリリースする可能性もあるとのこと。
スケイルバウンドはバイオハザード2、デビルメイクライ、大神、ベヨネッタなどのディレクターを務めた神谷英樹氏の発案による物でした。
ゲーム内容
ゲーム評論家から高い評価を受け絶賛を浴びる、日本を代表するプラチナゲームズのゲーム ディレクター神谷 英樹氏が贈る新たな冒険譚『Scalebound』。一匹狼の若者ドルーは、美しくも奇妙で危険に満ちた世界ドラコニスに迷い込み、種の最後の生き残りであるドラゴンのトゥバンに出会う。その頃、強大な悪の力がドラコニスに襲いかかり、地球、そしてパラレルワールドに広がる全宇宙をもおびやかそうとしていた。同じ運命に巻き込まれたドルーとトゥバンは強い絆を築き、共に悪に立ち向かう。
1-4人の協力プレイ
公式サイトの最後のスクリーンショット
ソース:
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