「パーフェクトダーク」開発難航と報道、2~3年後のリリースを目指して開発か。

マイクロソフトの新しいゲームスタジオ、The Initiativeは2000年にレア社が手掛けた名作FPS「パーフェクトダーク」のリブート作品の開発に取り組んでいます。しかし本作の開発は難航しており、今後2~3年後にゲームが登場するのに向けて開発が進んでいると報じられています。

ゲームの開発難航中

本作が発表されたのは2020年ですが、開発は難航しているようです。報道によればHaloの共同開発会社Certain Affinityと共同で開発を行っていたとのことですが、開発から3年が進んだ2021年に協力関係は解消されたとのこと。その後The Initiativeから複数の人材が流出した時に、トゥームレイダーの開発会社Crystal Dynamicsと手を組んだとされています。

2022年にUnreal Engine 5で再構築が開始されてからは開発は順調に進んでいるとのことですが、現時点ではまだプリプロダクションの段階であり、発売はまだ数年後になるだろうとしています。

高すぎるビジョン

報道によればThe Initiativeのパーフェクトダークは開発のビジョンを固めるのに苦労していたとのこと。The Initiativeはパーフェクトダークを業界をリードするビジュアル、ゲームプレイ、脚本、そして大量のスパイガジェットを備えたAAAを超えるAAAAタイトルにしようと考えていました。

しかし開発が進み3年がたってもゲームの具体的なアイディアが形になっておらず、提携していたCertain Affinityと関係が悪化。The Initiativeはアイディアを出しあえる開発会社を探していましたが、Certain Affinityは具体的なアイディアを持っている開発会社と仕事をしてきたと報じられています。

またアイディアを出し合うという意味でもパンデミックの発生が大きな悪影響を与えており、コミュニケーションを複雑化させ、社内の文化を発展させることが不可能になったと報じられています。

マイクロソフトは驚くほど干渉してこなかったと元開発者が語る

元開発者はレッドフォールの開発者と同様にマイクロソフトが驚くほど干渉してこなかったと話しています。「我々に資金を提供し、今後の進め方を決定させ、開発の進捗を報告させるだけだ」とマイクロソフトの関与の範囲を語りました。

XboxのMatt Booty氏は2023年5月に実際にレビューを行い、自分たちのリズムを取り戻したと述べており、現在は開発が順調のようです。

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