先日｢Jeff Grubb's Game Mess｣というポッドキャストの番組にて｢Hi-Fi Rushは思ったより儲かっていないようだと聞いた｣という和台が出ていました。その後Twitter上で彼は聞いた話を明確に説明しています。しかしXboxの広報担当者はそれを否定しました。
サプライズリリースという珍しい形で発売されたタイトル
元々Hi-Fi Rushは1月に行われたXbox Developer Directという配信イベントでサプライズ公開され、大きな話題を集めたタイトルです。Xboxがサプライズで発表と発売を同時にするというのはとても珍しいことでしたが、Xbox Game Passでのデイワンとともに配信されたことで200万人を超えるプレイヤーがゲームをプレイしました。
200万プレイヤー突破
Hi-Fi Rushは3月にも累計プレイヤー数が200万人を突破し、成功を収めていると公式Twitterにて報告が行われました。これは純粋な売上ではなく、Xbox Game Passのプレイヤーも含めますが、XboxのゲームタイトルはXbox Game Passがどの程度収益を稼げるのかなど不透明な部分が多い状態のため成功を判断するのは難しいとされていました。
ゲームに必要なお金は稼げてなかったと報道
Jeff Grubb's Game Messというポッドキャストの最近のエピソード｢PS5 IS SELLING(PS5が売れています）｣内でVenture BeatのジャーナリストJeff Grubb氏はHi-Fi RushはXboxが必要としていた｢金銭的な目標を達成できなかった｣と報じました。
「私が聞いたところによると、この作品（Hi-Fi RUSH）は、必要なお金を稼げなかっただけだそうです。評判は良かったし、話題性もあったのに、どこに原因があるのでしょうか？価格でしょうか？もっと売れたかもしれない。それともゲームパスのせいでしょうか？｣
Xbox広報｢これ以上ないほど満足｣
VP of Xbox Games Marketingのアーロングリーンバーグ氏はこういった話題に対して次のようにリプライを返しています。
Hi-Fi RUSHは、私たちにとっても、私たちのプレイヤーにとっても、すべての重要な測定値と期待値においてブレイクアウトヒットとなりました。Tango Gameworksのチームがこのサプライズリリースで提供してくれたものに、これ以上ないほど満足しています。
報道者は｢Xboxがどこを成功の基準にしていたかわからなかった｣とコメント。
アーロングリーンバーグ氏のリプライに対して、｢Hi-Fi Rushは必要なお金を稼げなかった｣と離していたJeff Grubb氏は｢Xboxが何を基準に成功としていたか知らなかった｣とツイートしています。
Hi-Fi Rushが期待されたほどの収益を上げられなかったと聞いたので、それを言いたかっただけです。しかし、はっきり言って、私はマイクロソフトがどのように成功を測っているのかよく知りません。これは、より大きな会話の中の、小さな通りすがりの発言に過ぎない。Hi-Fi Rushについて心配させる意図はなかった。
またポッドキャスト内の発言について一部謝罪しました。
ポッドキャストで「必要（な収益を稼げなかった）」と言うべきじゃなかったな。何をする必要があったのか、私にはわかりません。私たちがしていた会話は収益を上げるというもので、ゲームはその目標に到達しなかった。
でも、何があってもHi-Fi Rushは失敗ではないし、Tangoの未来は明るい。
Xbox Game PassでHi-Fi Rush
ロックスター気取りの主人公チャイと愉快な仲間たちが、ロボティクス化を事業の柱とする、悪の巨大企業を相手にリズムに乗って戦いを繰り広げる！「Psycho Break®」や「Ghostwire®: Tokyo」を生み出したTango Gameworksがお届けする、最新作「Hi-Fi RUSH（ハイファイ ラッシュ）」はキャラクター、ステージ、バトル、そのすべてがスタイリッシュに音楽とシンクロする、まったく新しいリズムアクションゲームだ。
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