Xbox Series X|SやPS5が発売されてから約18ヶ月が経ち、既に次の中間世代のアップグレードの噂がメディアを騒がせ始めています。実際テレビメーカーのTCLは早ければ来年にも中間世代のゲーム機が発売される可能性があることを示唆しました。
しかしゲームの分析を行うDigital Foundryの人々は、最近このトピックについて必要性に疑問があるという認識を示しました。
まだ十分に行き渡っていない
現時点ではXbox Series X|S、PS5ともにまだまだ需要があるため、追加で新しいコンソールをリリースする必要がないとDFのアレックスバッタリア氏は指摘しています。
現在発売されている「プレイステーション 5」と「Xbox Series X|S」のインストールベースがまだ十分ではないので、(新しいゲーム機は)必要ないと思います。パンデミックの期間中、供給の制約によりこれらのゲーム機の普及が遅れたため、より広い層に行き渡るようになりました。しかし、「Proの世代」の領域に入る前に必要なのは、もっと広いインストールベースを持つことだと思います。
4K需要のようなものがない
Xbox One XやPS5のような4K世代に合わせたゲーム機というような需要も今回はないとジョンリンネマンは指摘しています。
PS4 Pro / One Xは、2つの理由からうまくいったと思います。1つは、4Kディスプレイが普及してきたこと、もう1つは、8Kディスプレイが普及し始めたことです。
2つ目は、少なくともマイクロソフトの視点からは、初代Xbox Oneが大きくパワー不足で、評判が良くないことを知っていたからです。Xboxが初めて、性能的に並以下のコンソールを発表したのです。そのため、Xbox One Xは、それを本質的に解決するように設計されました。
新しいゲーム機、本当に必要?
コンピューターの世界は常に進化を続けており、PCゲームの世界では既にXbox Series XやPS5を大幅に超えるグラフィックスカードもリリースされています。しかしコンソールの世界でこれ以上高性能なゲーム機を求めている人はそれほど多くないというのが現実的な考え方かもしれません。
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