Microsoft Flight Simulatorは7月27日にリリースされる予定ですが、開発元のAsobo Studiosは3000ドル(約30万円)のPCでプレイするMicrosoft Flight Simulatorと、Xbox Series XでプレイするMicrosoft Flight Simulatorでプレイヤーが感銘を受ける『凄いと感じる要素』はほとんど変更されていないとしています。
クラウドでパワーを補う
Asobo Studioによると、本作はAzureのパワーを借りているので実際のハードウェアの性能以上の表現が可能とのことです。ただしベストな表現をするにはストリーミング帯域幅が必要となります。
「初期の製品リリースにはパワフルなPCが必要ですが、Azureアーキテクチャにより、他のデバイス、特にXboxコンソールや、最終的にはモバイルデバイスでもMicrosoft Flight Simulatorの体験が可能になります。このような自由なデバイスの実現には、製品を拡張するためにデバイスのパワーを増やす必要はなく、ストリーミング用の帯域幅が必要になることを意味します。
言い換えれば、Azureを利用することで、"すべてのデバイスが自分の実力以上の力を発揮できるようになる"とNeumann氏は指摘します。今、3,000ドルのPCで人々が感動していることは、何だと思いますか?500ドルのゲーム機でもほとんど変わりません。私たちはそれを携帯電話のような低スペックのデバイスにも提供するための準備を進めています」
フレームレートの制限に注意
Xbox Series X|S版でもほとんど同じ表現が出来るようになる予定ですが、ディスプレイがVRRをサポートしていない場合はXbox Series X|S版は30fpsに制限されます。ただしVRRをサポートしている場合は、ディスプレイと同期した可変60fpsが可能になります。
Xbox Game PassでMicrosoft Flight Simulator
「Microsoft Flight Simulator」は、大人気シミュレーター シリーズの最新作。軽航空機からワイドボディ機まで、精巧に作り込まれた美しい航空機で、驚くほどリアルな世界を飛び回ろう。
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