343 Industries公認ファンメイドクラシックHalo、Installation 01開発チームは2020年の開発状況を振り返り、開発が上手くいっていないことを明らかにしました。
クラシックヘイローの復活を目指すタイトル
Installation 01はBungie時代のHaloテイストを再現することを目指したファンメイドマルチプレイヤーゲームです。このタイトルの開発チームは343 Industriesとコンタクトをとっており、非商業的なファンメイド作品であれば、法的措置を行わないとされています。
ヘイローマスターチーフコレクションPC版の存在で開発の意義が見いだしづらく
2020年のハイライトについての記事では、『ヘイローリーチPC版』が登場したことを受けて、HaloコミュニティがInstallation 01をプレイしてくれるかどうか疑問に思うようになったとのこと。またUnityの開発環境が絶えず変化していくことも開発を難しくしたようです。
さらにプロジェクトリーダーのThe Chunkier Bean氏もInstallation 01の開発チームから離れることを決断し、開発チームにとっては大きな打撃を受けたようです。
現在は残りのメンバーでダメージコントロールを行い、開発を組織化したとのと。これによりチームのモチベーションや生産性が向上し、少しずつではあるものの改善の兆しがあるようです。
2021年はこうした変化が良いか悪いかを確認するとしており、完成はまだかなり遠いように見えます。
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343 Industriesも同じ方向性になってしまった
『Halo 5: Guardians』がリリースされた当初、Haloコミュニティは従来のBungieが生み出したヘイローのファンと343iのスタイリッシュなモダンヘイローのファンで意見が別れました。
本作Installation 01や開発中止になったElDewritoについても当時のこういった状況の中でクラシックヘイローを復活させるためにファンによって開発された物です。
しかし343 Industriesもこういった中で方針を転換し、クラシックヘイローのコレクションタイトルであるマスターチーフコレクションの開発再開、Windows PC版のリリースなどによってクラシックヘイローに力をいれるようになりました。
こういった状況の中でファンメイドプロジェクトであるInstallation 01が開発を続けていくのは困難を極めることになるかもしれません。
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