レアが開発するWindows10、XboxOneの新しい海賊ゲーム、
Sea of thievesにはユニークな挑戦がいくつも詰め込まれています。
今回はSea of thieves の雲についてです。
前回の水へのこだわりについてはこちらをご覧下さい。
Horizon3とは全く異なるアプローチ
雲の描写といえば驚くほどリアルだと注目を集めた
同じくマイクロソフトスタジオでイギリスのPlayground gamesが開発した
Forza Horizon3はカスタマイズしたカメラを使って実際の雲を撮影し、
それを元にゲームに取り入れているとのことでしたが、
レア社が開発しているSea of thievesの拘りは全く別の物のようです。
過去にKinect Sports Rivalsを担当したプリンシパルテクニカルアーティストの
Valentine kozin氏は3Dゲームにおける雲のふわふわ感について語っています。
すべてが3D
Sea of thievesはすべてが3Dで描写された世界の中で
雲はゲームにおける1つの挑戦だったとのこと。
「かなり早い段階で、我々は何をするべきか分かりました。
それは雲です、雲はかなり特殊な形状です。
そして我々はこれが必要なことが分かっていました。
広大な世界に、絵画のように多様でふわふわな雲。
雲を3Dで描写するのはかなり挑戦的なことです。
私たちはもちろんポリゴンを扱いますが、
ポリゴンは通常立体形状を描写するために最適な物です。
ふわふわを描写するのに適しているとは言えません。
私たちの雲は本当に3Dオブジェクトなんです。
あなたは空を見続けることができるはずです。
本当にふわふわで美しい雲が広がっているからです。
海賊船、頭蓋骨のように物語に合わせた雲も表示されます。
私たちは誰もが雲に関心を持っているとは思っていません。
だけど船から眺める美しい空を想像してみて下さい。
私はこれが実現できたことに非常に誇りに思っています。」
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