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Ori開発元Moon Studios、『No Rest for the Wicked』が失敗すればスタジオ閉鎖もあり得ると語る。

2025年5月21日

マイクロソフトのXbox Oneの世代は順風満帆の世代ではありませんでした。しかしいくつかの素晴らしいゲームに恵まれた世代でもあります。Xbox Oneの初期の世代は明らかにファーストパーティタイトルの投資は少なくなりましたが、『Ori』シリーズは非常に高い評価を受けた作品です。

ゲームの失敗はスタジオ閉鎖につながる可能性もある

Oriの開発を手がけたMoon Studiosですが、Oriは素晴らしいアート、心に残るシナリオ、壮大な音楽、そして歯ごたえのあるアクションで人気となりました。スタジオの待望の新作はXbox Game Studiosからはなれて開発される『No Rest for the Wicked』ですが、インディー開発会社としての困難に遭遇しているようです。

本作はディアブロなどのゲームタイトルに影響を受けた作品で、アートスタイルやゲームプレイなど高い水準の作品となっています。しかし早期アクセスの時点ではあまり高い評価を受けているわけではありません。

現時点ではNo Rest For the WickedはSteamで『賛否両論』の評価を受けており、ゲームデザインの側面で主に低評価を受けています。しかしゲームの開発者はこういった低評価レビューはスタジオの閉鎖につながる可能性があるとゲームの公式Discord上で説明しています。

Moon StudiosのCEOであるThomas Mahler氏は、『No Rest for the Wicked』がレビュー爆撃(review bombing)を受けた影響で、スタジオが閉鎖の危機にあると警告しました。彼は、ゲームを楽しんでいるプレイヤーに対し、ポジティブなレビューを投稿するよう呼びかけています。

Mahler氏は、「大手パブリッシャーがバックにいるわけではない」と述べ、否定的なレビューが売上に影響を与え、スタジオの存続が危うくなる可能性があると説明しました。彼はまた、「もしレビュー爆撃が続けば、数か月以内にスタジオが閉鎖する可能性がある」と警告しています。

しかし、その後Mahler氏はTwitterで、「スタジオは直ちに財政的な危機にあるわけではない」と発言を修正し、彼のコメントは「不当なレビューに対抗するためのものだった」と説明しました。彼は、「最新のホットフィックス後にゲームをプレイした人々の評価は非常にポジティブだ」とも述べています。

この騒動の背景には、ゲームの難易度やデザインに関する批判があるものの、一部の否定的なレビューは政治的な理由によるものとも指摘されています。Mahler氏は、「レビュー爆撃がスタジオの存続を脅かす可能性がある」とし、プレイヤーに対し、ゲームの完成を望むならレビュー評価を改善することが重要だと訴えています

SteamでNo Rest for the Wicked

『Ori and the Blind Forest』や『Ori and the Will of the Wisps』を開発し、数々の受賞歴を誇るMoon Studiosが贈る最新作『No Rest for the Wicked』は、ジャンルの常識を覆す刺激的な本格アクションRPGです。

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のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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