
マイクロソフトはXbox 360でKinectセンサーを発売し、様々な分野で注目を集めました。このセンサーでは、センサーの前に立つ人を認識し、手足や顔、体の動きをゲームに反映させることが出来るという画期的な機能がついていました。しかし様々な事情からXbox One Kinectセンサーは縮小後に終了し、その後法人向けに展開していたAzure Kinectについても2023年に生産終了となっています。
Kinectはすべてのラインナップが生産終了している

Xbox 360、Xbox OneでサポートされていたKinectセンサーですが、Xbox Series X|SではKinectセンサーはサポートされていません。そのため、XboxでKinectを使った体感ゲームを遊ぶには原則としてXbox 360やXbox One本体とKinectセンサーが必要になります。
そして法人向けのAzure Kinect DKについても2023年10月に販売終了となっています。ではKinectはそのような形で提供されているのでしょうか。
ORBBECと提携し、後継製品を製造している

ORBBECはMicrosoft Azure Kinectの開発終了後にマイクロソフトと共同開発した3Dビジョンカメラをリリースしており、Xbox One KinectやAzure Kinectと同じToF(Time of Flight)テクノロジーを採用しています。これらの製品ではAzure Kinect SDKとの互換性もあるとのことです。
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