
UBISOFTは先日中国の大手ゲーム会社テンセントと共同でアサシンクリードなどの人気シリーズの開発・IPの管理を行う会社『Vantage Studios』の設立を発表しました。これを受けて、今までアサシンクリードシリーズの開発を指揮してきたクリエーターのマーク・アレクシス・コテ氏はUBISOFTを去る決断をしたことを明らかにしました。
アサシンクリードシリーズの開発責任者を務める
マーク・アレクシス・コテ氏は、『アサシンクリード:ブラザーフッド』でミッションデザイナー、『アサシンクリード3』や『アサシンクリードシンジケート』でクリエイティブディレクター、その後アサシンクリードシリーズのフランチャイズを仕切るVP、エグゼクティブプロデューサーとしてシリーズに携わってきた人物として知られています。
UBISOFTが社内のスタッフ向けに送ったとされるメールでは以下のように記されていたとのこと。
「彼の決断には失望していますが、MAC が Vantage Studios の設立と将来に関して自身の期待や優先事項を持っていたことを理解し、尊重します」とメールには記されています。
アサシン クリードの責任者であるマーク=アレクシス・コテ氏が、新たな子会社の設立を受けてユービーアイソフトを退社。
「残念ながら、戦略的方向性を形作るリーダーシップチームの一員となる複数の機会を提示しましたが、MAC は丁重に辞退し、別の場所で新たな章を始めることを決意しました。」
さらに続けてこう述べています。 「最後に、長年にわたる MAC の多大な貢献に深く感謝の意を表したいと思います。アサシン クリードのエグゼクティブプロデューサー兼副社長として、彼はシリーズの成功に不可欠な存在であり、その影響は私たちのチームやプレイヤーに広く及んでいます。」
今後はテンセントと共同で管理
『アサシンクリード』『ファークライ』『レインボーシックス』の三大IPについては、今後はテンセントと共同で設立した新会社『Vantage Studios』で開発されると明らかになっています。
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テンセントとUBISOFTが『Vantage Studios』を設立、アサシンクリードなどを移管。 - WPTeq
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