343 Industriesは2014年に発売されたヘイロー:マスターチーフコレクションを再度作り直しを行い、PC版への移植の作業とXbox One版の修正アップデートを手がけていますが、さらなる情報がHalo Waypointで公開されました。
7月のテストが延期された理由
今回7月にマスターチーフコレクションのフライトテストが行われなかった理由は「ブロッキングバグ」があったためと説明しています。 現在修正作業を行っているとのことですが7月には間に合わないと判断されたため延期が行われました。
ブロッキングバグとは?
ブロッキングバグは、フライトが機能しないほど深刻なバグという意味の「ブロッカー」です。 フライトリングごとにブロッキングバグに対処、解決が行われますが、フライトテストにバグがなくなるわけではないのでご注意ください。
各フライトではマイナーなバグが多数存在する可能性があります。
フライティングリングについて
現在Halo Insiderには合計4つのInsiderリングが存在します。
Ring0
スタジオ内部用のRingです。 343 パブリッシングチーム、343プロチーム、スタジオ内の開発者が利用し、フライトを目指してテストプレイに使います。 大きなバグが見つかった場合、このリングは他に公開されることはありません。
Ring1
リング1はスタジオと協力する外部パートナーが利用します。 様々なパイプラインとサポートサービスをテストし、体験を完全に機能するかテストされます。 深刻なバグがあった場合はリング0にリセットされる可能性もありますが順調にいくと次のリングに進みます。
Ring2
リング2は様々なスキルセットのさらに多くのパートナーで構成され、独自の方法でテストを行い、招待されたすべてのユーザーに最高の体験を提供します。
Ring3
リング3はHalo Insiderのユーザーのためのものです。 ハードウェア、体験、地域といった様々な環境でテストすることで評価を行います。 これはベータテストではなく、より開発版に近いバージョンになります。
現在の状況
PC版フライトのRing 1のテストが終わり、Ring2でのバグの修正に当たっている状態です。
主に今発見されているバグは以下の通りです。
- マッチメイキングエラーでメニュー画面が遅延することがある
- 設定メニューにメンバーが画面に残ったままになる事がある
- 高解像度でプレイした際にフレームがメニュー欠損することがある
- マッチメイキングのファイアファイトゲームの開始時にクラッシュすることがある
- セキュリティソリューションが自動でインストールされない
バグが修正され次第次のRingに移る予定です。
Xbox One版について
Xbox One版は前回のMCC開発報告でアナウンスがあったとおり、メニュー画面のために新たにUnreal Engine 4を導入したため、オリジナルのXbox One/Xbox One SのRAM 8GB内にゲームが収まらなくなったため調整を行っているとのことです。
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なぜ開発が複雑なのか
MCCがPCに移植され、ReachをMCCに追加するときにゲーマーに最高のものをもたらすために正確に何か分かっていると思っていました。 しかしゲーム開発は複雑で流動的な世界のためいくつかが間違っていたとコメントしています。
開発チームはこれを補うため、新しいスケジュールを遅らせる必要がありました。 しかしあらゆる課題を調整し、開発チームは複雑な問題を解決するために取り組んでいます。
早くリリースするには、コンテンツを削除または減らすか、品質を妥協するしかなく343 Industriesはどちらも行いたくないために延期を決めたとのこと。
ヘイロー:マスターチーフコレクション
ゲームについて
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