マイクロソフトのデジタルアシスタント、コルタナは現在AI及びResearchチームが開発していますが、Officeチームが手掛けることになるかもしれません。
Cortanaは実際の仕事をサポートするために開発され、スタンドアロン製品からOfficeの機能に降格される可能性があります。
人気がないデジタルアシスタント
コルタナは1億5000万人を超えるユーザーがいるといわれていますが、MicrosoftのクラウドAIと話す人はほとんどおらず、単にWindows組み込み検索機能として使われることがほとんどです。
マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデント、Javis Soltero氏は5月にCortanaがマイクロソフトの期待通りにはいっていないことを認め、市場はマイクロソフトの期待したものとは異なる形であることを語りました。 マイクロソフトのCortanaは他社との競争力を失いつつあるため、方向転換は避けられないときなのかもしれません。
マイクロソフト自身も最近はAmazon Alexaと提携しており、海外ではXbox OneやWindows10をAlexaでコントロールする機能も開発されており、ますますCortanaを使う必要がなくなってきています。
企業には愛されるCortana
Cortanaが全くダメなのかといわれるとそういうことではありません。
Ponbropの調査によると、法人ユーザー向けの音声アシスタントの今後2年間の導入予定は、CortanaとGoogleアシスタントが78%と非常に高いデータとなっていました。
これはCortanaがスキル機能で拡張できることに加え、MicrosoftがCortanaをベースにした自社ブランドのデジタルアシスタントの開発を支援していることから支持されているようです。
Voice assistant technology | Voice assistant enterprise investment in next 2 years |
Microsoft Cortana | 78 percent |
Google’s Assistant | 78 percent |
Amazon’s Echo | 77 percent |
IBM’s Watson | 69 percent |
Apple’s Siri | 68 percent |
Samsung’s Bixby | 62 percent |
SAP’s Co-pilot | 64 percent |
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