アナリストのリチャード・スウェンバーン氏は次世代Xboxについての予想をツイートしました。
ツイートでは従来のXbox Oneやライバルのゲーム機とは異なり、次世代Xboxでは最新のIntelのプロセッサを採用するとしています。
なぜIntelがXboxに採用されるのか
ゲームコンソールにおいてCPUは最もマージンの多いプロセッサではありませんが、マイクロソフトは毎年多くのXboxを販売しています。
少なくともマイクロソフトは昨年910万台のXbox Oneコンソールを販売しています。
もしもIntelが次のXboxにCPUとGPUを提供する場合、ゲーム開発者はIntelプロセッサへの最適化が必要になります。殆どのゲーム会社がPC向けに最適化する場合、Intel CPUを考慮しますが、XboxでもIntelが採用されていた場合より魅力的なプラットフォームになります。
さらに重要なことにIntelは単体のグラフィックプロセッサへの参入を検討しています。 Intelは現在ゲーム向けのグラフィックスプロセッサに最適なインセンティブを持っていません。
インテルがもしスタンドアロングラフィックプロセッサに参入したとしてもIntelのGPUを最大限に生かすための開発者の協力を得る必要があります。
インテルがXboxのようなコンソールでグラフィックプロセッサを供給することが出来れば、ゲーム開発者はIntelのグラフィックスハードウェア上でうまく動作するように開発する必要があり、その最適化はPC版でも生かされます。
Intelは結果としてXboxチップ販売の直接的な利益を上回る収益と利益の両方を生み出すことが出来、信頼性の高いゲームグラフィックスのベンダーになる可能性があります。
Intelが供給する問題点
Intelには2つの問題があります。 AMDは複数の世代のXbox用カスタムチップをマイクロソフトに提供しているため、信頼できるサプライヤーに変わるのは簡単ではありません。
さらに重要なのは、Intelがマイクロソフトが次世代Xboxを作るまでに、グラフィックプロセッサが提供できるかどうかはまだはっきりしていません。 もちろんインテルはグラフィックス技術の向上に取り組んでいますが、AMDは長年高性能グラフィックスチップへの経験を積んでおり、Intelが2年以内にAMDを超える信頼性を得ることは困難だと予想されます。
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