MicrosoftがWindows10 Mobileを発表したときの目玉機能を覚えていますか?
今のところこれは実現出来そうもありません。
Windows10の発表会でMicrosoftが発表したのは「Bridge」と呼ばれる物。
Windowsストアアプリ以外の開発環境であるiOSやAndroidのアプリケーション、
Webアプリ、Win32も同じような扱いに出来るようにするというものです。
しかしこれらを利用するにはサイドロードとしてAndroidのサブシステムを
導入しなくてはなりませんでした。
そしてAndroidのシステムを入れるということは
Androidアプリで起こっている「海賊版アプリ」問題にもつながります。
Androidではアプリファイルであるapkファイルをダウンロードし、
インストールすればストアでお金を払わなくてもアプリを使えることから
大きな問題となっています。
またAndroidのシステムを使うことでWindows10スマートフォンに
セキュリティ上の懸念が大きくなってしまうこともわかりました。
開発者はこちらのビデオの通り、
Windows10スマートフォン上にAndroidを書き込んで
使うようなこともできたといいます。
結局のところセキュリティ上の問題、海賊版問題から
最新のWindows10Mobileのビルドでは
Astoriaのコードは削除されているようです。
現在Astoriaに関するフォーラムは閉鎖されており、
プロジェクト自体も止まっているようなので
復活は難しいかも・・・。
なお正確な理由については公式ではコメントされていません。
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Project Astoria、正直期待していたのですけど残念です。