マイクロソフトは『Ara History Untold』を2024年9月にWindows PC向けにリリースすること発表しました。本作は歴史ストラテジータイトルとなっており、マルチプレイにはあまり不向きなジャンルとされていますが、そういった歴史ストラテジーゲームの難点に向き合ったゲームデザインが行われています。
Microsoft Azureクラウドでターンを処理する
一般的なオンラインゲームでは、ゲーム機同士を直接接続するP2P(ピアツーピア)という方式が採用されています。しかし、一部のゲームでは、クラウドやサーバーを使っており、『Ara History Untold』ではMicrosoft Azureクラウドを利用することを前提としたマルチプレイゲームデザインとなっています。
本作では、Microsoft Azureを使ってターンをすべて処理する設計となっており、ゲームに参加することも離脱することもいつでも可能とのこと。つまり、1日に2~3ターンだけ遊ぶというプレイスタイルでも、ずっとプレイしていても問題がないスタイルとなっています。
これにより、友達が途中でやめたいと思っても、代わりにAIが続きをプレイしてくれるという仕様になっています。そのため、他のプレイヤーのために試合が壊れてしまうということもないとのこと。
意外と侮れない”Xboxのクラウドパワー”
マイクロソフトはXboxで、クラウドを使った様々なゲームを提供しています。Microsoft Flight Simulatorでは、地球まるごとのデータをクラウドから読み込むことで、非常に高精細な地球を自由に飛ぶことが出来ました。また、Forza Motorsportではプレイヤーの走りを学習したクラウドAI、Drivaterが他のプレイヤーのゲームに参戦するといった使われ方がされています。
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