イギリスの作曲家、ロビン・ビーンランド氏はレア社に30周年の在籍を迎えたことをツイートしました。ロビン・ビーンランド氏はレア社が任天堂傘下にあった時代以前からレア社のサウンドチームのリーダーとして活躍していた作曲家です。
数々の作品を担当
ロビン・ビーンランド氏は元々映画やテレビの音楽を担当するところからキャリアを始めました。1994年にレア社に入社し、「スーパードンキーコング(デヴィッドワイズ氏やエブリーン・フィッシャー氏と共作)」や、「Killer Instinct」、「ゴールデンアイ007」、「パーフェクトダーク」、「スターツインズ」、「コンカーズバッドファーデイ」、「カメオ」、「あつまれ!ピニャータ」、「Kinect Sports」、そして「Sea of Thieves」などのサウンドトラックを担当しています。
2001年には『Conker's Bad Fur Day』でBAFTA(英国アカデミー賞)を受賞し、2019年には『Sea of Thieves』でIvor Novello Award(最優秀オリジナル・ビデオゲーム音楽賞)を受賞しています。
ロビン・ビーンランド氏はツイートの中で次のように話しています。
「このような才能に溢れ、創造的で、情熱的で、本当にインスピレーションを与えてくれる人たち(過去も現在も)と一緒に仕事ができることは、私にとって信じられないほど幸運なことです。今はとても感謝しているし、謙虚な気持ちだ。」
レア社を支える社員たち
海外の企業では人の入れ替わりが激しいと言われますが、レア社にはロビン・ビーンランド氏以外にも30年以上在籍している人がいます。ポールマチェック氏は、レア社のプログラマーとしてバトルトードやバンジョーとカズーイの大冒険などを担当し、スーパードンキーコング3やディディーコングレーシングDSではプロデューサーも務めました。現在はプロダクトマネージャーとしてレア社に勤めています。またグレッグメイルズ氏はバトルトードからゲームデザインに参加しており、スーパードンキーコングやKinect Sportsなどのゲームデザインを担当しました。またバンジョーとカズーイの大冒険やSea of Thievesの生みの親としても知られています。
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