マイクロソフトは最近Netflixと提携を発表しました。これはテクノロジーや広告をマイクロソフトがサポートし、Netflixの広告付き格安プランを支援するというものです。しかしマイクロソフトはNetflix自体に興味を持っているのではないかという噂があがっています。
買収先を探しているかもしれない
ニーダムのシニアアナリスト、ローラ・マーティン氏は「Netflixが出口を探しているかも知れない。マイクロソフトがアクティビジョンブリザードの買収を完了した後、次はNetflixが買収を期待してマイクロソフトに近づいている」と語りました。
Netflixは最近加入者が減少傾向にあり、ストリーミングプラットフォームの競争に苦戦しています。またNetflixは潜在的に1000億ドルの評価額があり、もし実現した場合アクティビジョンブリザードよりも大きな金額での買収となる可能性があります。
AmazonやGoogleなどNetflixを獲得できる可能性がある企業は既に独自のストリーミングサービスを持っており、まだ手にしていないマイクロソフトを狙うのはありえなくもない話なのかも知れません。
Netflixと統合されたら
マイクロソフトがNetflixを買収した場合、Xbox Game Passとサービスを統合したプランを提案することでXbox Game Passの加入を促進させ、さらに新規ユーザーを獲得できる可能性があります。またNetflix自身もゲームに今日もを持っており、現在Androidを通してミニゲームの提供を行っています。もしもここでNetflixの人気ドラマや映画を元にしたゲームタイトルをXboxの開発スタジオが作り、クラウドでゲームを提供するということが出来ればProject xCloudをさらに多くの人に届けることも出来ます。
証拠のない憶測
この噂はあくまでもアナリストが状況を見て判断した憶測で有り、現時点でNetflixがマイクロソフトに買収されるというなんらかの動きがあるわけではありません。そのため、この買収が起こる可能性は現時点では限りなく低いと思われます。しかしマイクロソフトは一時期Xbox Entertainment Studiosを開設し、Xboxゲームをベースにした映像作品を作ることに興味を持っていました。Netflixを買収することは一見あり得ない話に聞こえますが、10年前には想像も出来なかったアクティビジョンブリザードを買収という現実を見れば全くあり得ない話でもないかもしれませんね。
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