Surface Laptop Studio レビュー！完全にノートパソコンのようにも使える2in1 PC。

一見普通のノートパソコンなのに、タブレットにも変身するSurfaceシリーズの新スタイル！Surfaceといえば、タブレットとノートパソコンの両方を切り替えて使える2in1 PCカテゴリーを常に切り開いてきた製品ですが、Surface Laptop Studioは2 in 1をさらに進化させる革新的なデバイスとなっています。

今回は日本マイクロソフトさんのご厚意により、3月１日の発売日を前にレビューさせていただきました。※この記事にはアフィリエイトが含まれます。

Surface Laptop StudioをMicrosoft Storeで見る

Surface Laptop Studioのスペック

ディスプレイ	14.4インチ PixelSense Flow ディスプレイ最大120Hz 2460x1600(201 ppi) ドルビービジョン対応ディスプレイ
RAM	16GB/32GB LPDDR4x RAM
ストレージ	256GB/512GB/1TB/2TB
CPU	クアッドコア第 11 世代インテル® Core™ H35 i5-11300H プロセッサクアッドコア第 11 世代インテル® Core™ H35 i7-11370H プロセッサ
GPU	インテル® Core™ i5 モデル: インテル® Iris® Xe グラフィックスインテル® Core™ i7 モデル: NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Ti laptop GPU、4GB GDDR6 GPU メモリ
本体サイズ	323.28 mm x 228.32 mm x 18.94 mm (12.72 インチ x 8.98 インチ x 0.746 インチ)
ソフトウェア	Windows 11 Home Xbox アプリプリインストール Xbox Game Pass Ultimate を 1 か月無料試用 (Microsoft Edgeからアクセス可能)4,（18歳以上の方のみ、Xbox Game Pass にご加入いただけます。）7 Office Home & Business 2021
カメラ・マイク・スピーカー	Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ (前面) 解像度 1080p のフロントカメラ。 Dual far-field スタジオマイク Dolby Atmos® 搭載 Omnisonic™ スピーカー
ワイヤレス	Wi-Fi 6: 802.11ax 対応 Bluetooth Wireless 5.1 テクノロジー
外部端子	Wi-Fi 6: 802.11ax 対応 Bluetooth Wireless 5.1 テクノロジー

Surface Laptop Studioの特徴

基本的な使い心地はSurface Laptop、なのに2in1

Surface Laptop Studioはその名の通りSurface LaptopとSurface Studioの２つの機種の要素を併せ持つ新しいPCとなっています。一見ノートパソコンのような構造になっていますが、実はディスプレイを傾けることができるので、これを行うことでタブレットのように動画を見たり、タッチスクリーンでイラストを描くというようなことが可能となりました。

筆者も愛用している近いコンセプトのラインナップである”Surface Book”では、ディスプレイを一度キーボードから分離し、裏返すという作業が必要だったが、今回はディスプレイを軽く傾けるだけですぐにスタジオモードになるというのは非常に使い勝手がいいように感じます。タブレットスタイルとノートPCスタイルを頻繁に切り替えたいという人はこの構造は恩恵を受けそうですね！

打ちやすいフルサイズキーボード＆マルチタッチトラックパッド

キーボードの品質には定評があるSurfaceシリーズ。今回のSurface Laptopでもそのキーボードの品質は健在。約19mmのフルサイズキーボードで、しっかりと押し込めるもののキーボードのタイプ音は静かめでカフェでも問題なく利用できます。タッチパッドは非常に大きなサイズのものが搭載されており、どこでもクリック可能。右端を押し込めば右クリック、二本指でなぞればスクロール、二本の指タッチでも右クリックできます。

パワフルだから何でもできる

グラフィックス機能ではRTX GPUを搭載しているモデルが追加されています。これにより最近トレンドとなっている”DLSS”も利用することが可能になりました。そのため低解像度でゲームを描画しながらAIの機能によってアップスケールすることで画質の劣化をほとんど感じることなく快適にゲームをプレイすることが可能です。対応ゲームは限られているものの、対応タイトルであれば非常に有用な機能となっています。

もちろんGPU対応の動画編集ソフトではGPUエンコードが可能。動画変換でもパワーを発揮するので動画投稿や編集の用途にも使用できます。

マスクでも認識可能な顔認識

Windows Hello 顔認識では、ディスプレイ上部につけられたセンサーで目の虹彩を読み取り、PCにログインすることが可能。そのため、マスクを着用した状態でも問題なく顔認識を行うことができます。iPhoneなどのスマートフォンに搭載されている顔認識とは仕組みが違うため、指紋認証がなくとも安心してログインできるのは非常に使い勝手がいいように感じます。