マイクロソフトは昨日Flatcar Container Linuxを開発するKinovolk GmbHの買収を発表しました。買収の金額は明らかになっていませんが、この買収によりオープンソースの世界でマイクロソフトの存在感がさらに強まるモノと思われます。
Flatcar Container Linuxとは
コンテナのワークロードを処理するために特別に構築されたLinuxディストリビュージョンです。マイクロソフトは今回の買収後もFlatcar Container Linuxの開発を継続することを明らかにしています。
「マイクロソフトはオープンソースコミュニティのプロジェクトを立ち上げ、構築し、育成してきたKinvolkチームの素晴らしい実績を尊重し、そこから学びたいと考えています。また、マイクロソフトは、Kinvolkのオープンソース文化を維持し、さらに発展させることを約束します。Kinvolkチームは今後も既存のオープンソースプロジェクトに積極的に参加し、Azureのエンジニアリングチームとより大きなオープンソースコンテナコミュニティとのコラボレーションを促進するために不可欠な存在となるでしょう」
オープンソースを受け入れたマイクロソフト
マイクロソフトは過去10年間でオープンソースについての姿勢で劇的な変化を行っています。かつてはオープンソースに対して敵対的でしたが、Microsoft Loves Linuxの中でオープンソースを採用し、Githubなどのコミュニティも提供しています。
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