マイクロソフトは最近AIとゲーム開発に関するサミットに参加し、フィルスペンサー氏がゲームについて語りました。ゲームの発表などのユーザー向けの発表はありませんでしたが、いくつかの発言はゲームファンにとって興味深いものも含まれています。
クラウドを前提に開発する
フィルスペンサー氏の発言の1つは、開発者がクラウドを使用した体験をネイティブに構築し、開発者がゲームの機能を拡大または縮小できるようにするという方法です。またゲームで数百から数千をホスト、複数のCPUやGPUを使用してローカルハードウェアでは実現できない体験を提供する可能性についても語りました。
Xbox chief Phil Spencer @xboxp3 really bullish about the future of cloud gaming. "When we look in the future, we see a world where game creators will natively be building cloud-based games first." Potential for games to host 100,000 players in the cloud etc pic.twitter.com/29w16t8GbM
— Tom Warren (@tomwarren) February 23, 2021
Xbox Oneが夢見た”クラウド”
Xbox Oneでは「クラウド」によってゲーム体験が大きく変わることが当初期待されていました。オンラインFPS「タイタンフォール」ではAIと入り乱れたダイナミックな戦闘に活用されたり、格闘ゲーム「キラーインスティンクト」ではプレイヤーの動きをAIが学習し非同期対戦が可能になるなど様々なシーンで活用されていました。
Windows PC向けでは「マイクロソフトフライトシミュレーター」で2PB(ペタバイト)の大容量マップをクラウドでリアルタイムに読み込むという新しい仕組みが導入されるなど現在でも多くのシーンでクラウドが利用されています。
マイクロソフトは現在Project xCloudでスマートフォンなどでXboxゲームを提供することも試みており、ゲームとクラウドの融合に期待しているようです。
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