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2DゲームのOri and the Will of the Wispsがドルビーアトモスに対応した理由。

Moon Studios/Xbox Game StudiosからリリースされたOri and the Will of the Wispsは2020年に最も評価されたゲームの1つです。このタイトルは2Dアクションゲームですが、音響は3D、空間オーディオテクノロジーのドルビーアトモスがサポートされています。

 

ドルビーアトモスを採用した理由

このゲームの殆どは2Dのゲーム体験ですが、それでもゲームには多くの深みがあります。風景は非常に細部まで描かれ、操作可能な領域以上の場所を感じさせるためにオーディオに空間と没入感を加えたかったとのこと。またゲームのレベルデザインとゲームプレイの仕掛けにも使用することが出来、プレイヤーに上に気づいて欲しいときは上に音を配置することで通知することができます。さらに広いオーディオステージを持つことで、より自然なサウンドミックスが可能になります。通常多くの要素を配置するということは多くのPAN、配置オプションがありますが、ステージが広いため整合性を保つために圧縮したり極端なEQは必要なくなります。

 

ドルビーアトモス環境がなくても大丈夫

ドルビーアトモスに対応しているというと、多くの人は「そんなにたくさんの人が大きなアトモスホームシアター環境でゲームを遊んでいるのか」という疑問を抱きます。しかし実際には、Windows 10とXbox Oneではバーチャル空間オーディオがサポートされており、一般的なヘッドフォンがあればだれでも素晴らしいサウンドプレゼンテーションを楽しめます。

Oriの場合はAudioKineticのWwiseを利用していたため、追加の作業なしで空間オーディオを簡単に実装できました。

 

Ori and the will of the Wispsについて

The 小さな精霊オリが危難に遭うのはこれが初めてではない。だが、家族を再会させ、傷ついた世界を癒し、オリの真の運命を見いだすには、勇気以上のものが必要になる。数々の受賞歴を誇る『オリとくらやみの森』の待望の続編でまったく新しい冒険に乗り出そう。

Ori and the Will of the Wisps
Ori and the Will of the Wisps

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のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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