2016年にリリースされたXbox One Sは4K Ultra HD Blu-Ray再生機能、そして4K Netflixを初めとした4Kメディアストリーミング機能を搭載し2016年にリリースされました。 そして2017年にはネイティブ4Kの高解像度ゲーミングプレイに対応したXbox One Xが登場しました。
主な違いは金額とパワーです。 Xbox One Sは約25000円~3万円、Xbox One Xは約5万円です。 Xbox One Sは2013年の初代Xbox Oneよりもわずかにパワフルで、1080pで作られたゲームを4K解像度にアップコンバートして出力します。 Xbox One Xは遙かにパワフルで、4Kのグラフィックをそのまま描写し、強化されたテクスチャ、ビジュアル、その他のエフェクトを使った高品質な映像を提供します。
性能を比べる
カテゴリー | Xbox One X | Xbox One S |
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プロセッサー | 8コアJaguar ベース "Evolved" CPU(2.3GHz) | 1.75GHzの8コアJaguar CPU |
ストレージ | 1TB | 500GB、1TB(海外では2TBのローンチエディションもあり) |
メモリ | 12GB GDDR5 RAM | 8GB DDR3 RAM |
グラフィックス | 40 CU(1,172Mhz)6 TF GPU | 12 CU(914MHz)1.23 TF GPU |
ポート | HDMI-in; HDMI出力。1つの前面USB3.0;2つの後ろ向きUSB 3.0;IR受信機/ブラスター;SPDIFデジタルオーディオ;イーサネット | HDMI-in; HDMI出力。1つの前面USB3.0;2つの後ろ向きUSB 3.0;IR受信機/ブラスター;SPDIFデジタルオーディオ;イーサネット |
光学式ドライブ | 4K UHD Blu Ray | 4K UHD Blu Ray |
価格 | 5万円 | 2万5000円から |
HDと4K Ultra HDの違い
Xbox One XはXbox One Sの2倍高額ですが、遊べるゲームタイトルや機能面では殆ど違いがありません。
4Kゲームの効果はどれほどなのでしょうか。
上記の画像の通り、フルHD4枚分の画素数を4Kでは描写することが出来ます。
画質の違いは上記の動画で実際のゲーム画面を見て確認してください。
もしも大きな差を感じないのであれば、Xbox One Sでも十分かもしれません。
(Forza Motorsport 7はXbox One Xでネイティブ4K、HDR、60fpsをサポートしています。)
4Kスクリーンを持っていない場合、4Kの本当の意味を理解するのは難しいです。 なぜならディスプレイに4Kネイティブ画像を表示する能力がないからです。
なおXbox One Xは1080p環境に接続した場合でも、4Kからダウンサンプリングした高品質映像を生産するため、4K環境でなくては意味がないというワケではありません。
その他のXbox One Xの優位点
Xbox One Xでは数百を超えるタイトルが大幅に改善されますが、それだけではありません。
Xbox One SよりもXbox One Xはわずかに小さいです。 本体サイズでゲーム機を選ぶ人はいないと思いますが、意識する価値はあることでしょう。
またXbox One Xには先進的な冷却機能が搭載されています。 間違いなくこれも価格に影響をしているポイントです。
またどちらのコンソールもHDMI入力ポートを備えています。 これは手持ちのゲーム機を接続するとXbox Oneに映像を映し出すことが出来ます。
またXbox One S、Xbox One XにはテレビやサウンドシステムをコントロールするIRブラスターが備わっています。
Xbox One Xでは4K/60fpsのビデオキャプチャー機能も搭載されています。
通常4Kビデオキャプチャーデバイスは400ドル以上の高額な物ですが、Xbox One Xは外付けHDDさえ接続すれば最大連続1時間まで動画をキャプチャできます。
またXbox One XではFreeSyncによる可変リフレッシュレートもサポートしています。 これにより不安定なフレームレートのゲームでもスムーズにプレイ出来ます。
結局どれを買うべき?
実際の問題はあなたが4Kテレビ持っているか、今後買う予定があるかどうかです。 Xbox One Xは1080p環境でも恩恵はありますが、4K/HDRテレビに接続した場合に比べると効果は少ないといえます。 近い将来4K/HDRモニターを手に入れる予定が内のであれば、Xbox One Sで十分かもしれません。 しかしXbox One Xの一部タイトルには60fpsオプションなどもあり、これは1080p環境で大幅に効果が発揮されます。 またXbox One Xでは高速なハードディスクドライブが搭載されているため、ロード時間などにも大きな影響を与えます。
4Kの新時代を体験するのであれば、Xbox One Xは現在最高のコンソールといえます。
4K映像、4Kゲーム、4Kビデオキャプチャ、4Kスクリーンショットが利用できる唯一のコンソールです。
もしもカジュアルに年に1,2本程度ゲームをプレイする程度であれば、Xbox One Sはコストパフォーマンスに優れたソリューションといえます。
すべてのゲームとすべてのアクセサリーは互換性があるので、Xbox One SからXbox One Xにはいつでもアップグレードできます。
すべて好みの問題ですが、4Kを体験する上ではXbox One Xも非常にコストパフォーマンスに優れたハードです。
4K/HDRでアサシンクリードオリジンズやウルフェンシュタインⅡのような強力なゲームをプレイした後、1080pのHDRなし環境でゲームを遊びたいとは思わないかもしれません。
しかしそれはコアゲーマーの話です。 一般的にはまだ1080pが標準であり、4Kの価値を見いだすことが出来るかはあなた次第でしょう。
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