HALO:コンバットエボルヴ、HALO 2の2作品のリマスターを含む4つのHALOゲームがまとめて1つのパッケージに入ったマスターチーフコレクションは2014年にXbox Oneを大成功に導くタイトルとして期待されていました。 しかし実際にはこのコレクションタイトルはゲーマーを憤慨させる出来で、HALOの開発元である343 Industriesは多くの修正を試みましたが、まだすべては修正されていません。
しかし昨年343 Industriesは2018年内にHALOマスターチーフコレクションの修正を行うことを発表しました。 現在進行中のテストプログラムでは盛り上がりを見せていますが、ゲームが安定化するにつれてゲームがPCでも提供されるかどうかが議論に上がっています。
ここではPC版を提供すべき理由について考えてみましょう。
マスターチーフコレクションがXbox Oneを引っ張ることはもうない
マスターチーフコレクションは元々Xbox Oneを購入するときに大きなインセンティブとなりましたが、あまりにも多い不具合によりHALOフランチャイズだけではなくXboxブランド全体の評判に大きな打撃を与えたタイトルです。 本体のバンドルとしてかなり長い間販売されていたため欲しい人は既に手に入れているでしょうし、今日までに多くの人々が本作のことを語り尽くしており、ゲームコミュニティ全体の再出発が必要になります。
これらの理由からマスターチーフコレクションをXbox One独占で売り続ける必要性は非常に低いでしょう。 マイクロソフトがWindowsのプラットフォームホルダーであることも考えると、本作をPCゲームに移植すべきではない理由はありません。
飢えたHALOコミュニティ
時々忘れ去られてしまうが、HALO:CEとHALO2は元々Windows版もリリースされていた作品です。 しかし両方ともオンラインマルチプレイヤーは閉鎖されており、HALO2 Vista版に関してはWindows10で動作させることは殆ど不可能に近い状態です。 これらの作品はマスターチーフコレクションに収録されています。 オリジナルのXbox本体を所持していなくても、Xbox Oneでプレイできます。
しかしPCプレイヤーはリマスターされただけのHALOをプレイしたいだけじゃない人もいるでしょう。 今回もマスターチーフコレクションが対応すれば、HALO3やHALOCEA、HALO2Aもプレイできます。
需要は間違いなくある
HALO Online(ElDewrito)が基本プレイ無料のModタイトルであるにも関わらず、数千人のプレイヤーがプレイし、Twitchでは視聴者数トップ8に入るなど非常に大きな成功を収めました。
少なくともWindows PCでHALOをプレイしたいというプレイヤーは存在します。
またHALO:マスターチーフコレクションの現状を見ると、人口はそれほど多くはありません。 現在HALOファンは、HALO5、HALO:TMCC、HALO WARS2にオンラインプレイヤーが分散しており、それぞれに複数のプレイリストが存在している状態です。 これでは人を集めるのも困難です。 一部のカジュアルなプレイリストのクロスプレイなども検討することでより多くの人口を望むことが出来ます。
Eldewrito開発者もクラシックHALOを望んでいた
Windows CentralがElDewritoの開発者Gamecheat13氏にインタビューしたところ、MODを作った理由について彼は次のように答えたそうです。
「HALOのクラシックな体験を本当にプレイしたかったので、このゲーム(HALO:Online)をそのビジョンに会わせて変更しました。 それはHALOファンのためだけに作られています」
放棄されたHALOプロジェクトのコンポーネントを使ってHALO3をPCプレイヤーに提供する献身は信じられないほど印象的なものでした。(HALO Online公式版はシステムはHALO3、設定やデザインはHALO4に寄せたものになる予定でした)
リソースの少ないコミュニティメンバーによって作成されたMODが2万人以上の人々の注目を集めたことは343 IndustriesとMicrosoftがPC版HALO:マスターチーフコレクションを開発するのに十分な動機となるのではないでしょうか。
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