パーフェクトダーク主演俳優、開発中止前に”チャプターまるごと”音声収録を終えていたと語る。

マイクロソフトは今年初めにXboxの予算を縮小し、いくつかのゲームタイトルの開発中止を発表しました。『パーフェクトダークのリブート』もそのタイトルの1つです。開発チームのThe Initiativeは閉鎖され、開発に参加していたCrystal Dynamicsにも影響を与えました。

リブート版パーフェクトダークで主演する予定だった俳優は開発中止について語っています。

開発はかなり進んでいるように見えた

Perfect Dark

リブート版パーフェクトダークでジョアンナダーク役を務める予定だったウィルトン・リーガン氏は開発状況についてインタビューで語っています。

私たちは基本的に、23年を通して細かい部分をいろいろ録っていました。24年には大量のパフォーマンスキャプチャも行っていて、25年にもさらに追加の収録をしていました。私の知る限り、開発はかなり進んでいたと思います。私はこの“世界の章”を丸ごといくつも演じ終えていました。

また開発中止については次のようにコメントしています。

本当に打ちのめされる出来事でした。多くの人が仕事を失い、ひとつのチーム全体が解散させられました。そこには創造性と協働の“生態系”のようなものが確かに存在していたのに、それを一晩で失ってしまったんです。本当に辛かった。みんなにとって、本当に本当に厳しい状況でした。

ある日、クリエイティブディレクターから“契約が成立しなかった”と聞かされて、そこですべてが崩れ落ちたことを知りました。そして制作は完全に止まることになったんです。」

パーフェクトダーク開発中止について

パーフェクトダークの開発中止はXbox WireなどXboxの公式ニュースリリースでは明らかになっていませんが、リークされたメールで情報が公開されたほか、The InitiativeのスタジオヘッドなどがLinkedinなどでメッセージを公開しています。

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